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撃ち合い制したドルトムントがCLベスト4へ…MFブラント「世界中のファンにとって素晴らしい試合だった」

ゲキサカ / 2024年4月17日 12時5分

ドルトムントMFユリアン・ブラント

 逆転に次ぐ逆転。アトレティコ・マドリーとの死闘を制し、UEFAチャンピオンズリーグ準決勝へと駒を進めたドルトムントMFユリアン・ブラントは「ファンにとっても、僕らにとってもクレイジーな試合だった」と振り返った。

 10日にアトレティコのホームで開催された第1戦で1-2の先勝を許していたドルトムント。ホームで行われた第2戦で、前半34分にゴールをこじ開けたのがブラントだった。

 DFマッツ・フンメルスからの浮き球のパスをPA内で受けると、対峙する相手の隙を突いて左足のシュートを放つ。GKヤン・オブラクに触れられながらもボールはゴールマウスに吸い込まれ、値千金の先制ゴールが生まれて2試合合計2-2のタイスコアに戻した。

 試合はその後、激しい点の取り合いに。前半39分に追加点を奪ったドルトムントが2試合合計3-2とするが、後半4分と19分に得点したアトレティコが逆転に成功。しかし、26分にFWニクラス・フュルクルクのゴールでドルトムントが追い付くと、29分にMFマルセル・ザビッツァーが決勝点となるゴールを奪い、第2戦4-2、そして2試合合計5-4の勝利を収めた。

『UEFA.com』によると、この試合のプレイヤー・オブ・ザ・マッチに選出されたブラントは試合後のインタビューで「僕らにとっても、ファンにとっても、世界中のサッカーファンにとっても素晴らしい試合だった」と喜びを表している。

「プレイヤー・オブ・ザ・マッチは嬉しいけど、僕にとって(1得点2アシストを記録した)マルセル・ザビッツァーが、今日もっとも重要な選手だったと思うよ。パリ戦は、これからが本番だ。グループステージのホームでは良いプレーができたけど、アウェーではうまくいかなかった。これからもっと良い試合がしたいし、もちろん決勝に進みたい」

 準決勝で相まみえるパリSGとはグループリーグで同居。パリSGのホームで行われた第1節は0-2で敗れたものの、ホームでの第6節を1-1のドローに持ち込んでグループ首位通過を決めていた。
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