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ジャーメイン良が2点先取もシャハブ・ザヘディが負けじと2発! 磐田と福岡はドロー決着

ゲキサカ / 2024年4月20日 16時58分

FWジャーメイン良

[4.20 J1第9節 福岡 2-2 磐田 ベススタ]

 J1リーグは20日、第9節を開催した。では、12位アビスパ福岡と13位ジュビロ磐田が対戦。2-2で引き分けた。

 勝ち点1差、12位と13位で並ぶ福岡と磐田による“6ポイントマッチ”。福岡は3試合ぶりの白星が欲しい。磐田は2試合ぶりの勝利を目指した。試合は立ち上がりから一進一退の攻防となった。

 福岡は前半9分、MF松岡大起がペナルティエリア手前から左足で狙うも、シュートはGK川島永嗣の正面。同10分には、MF岩崎悠人が右サイドから切り込んでいったが、ゴール前に転がしたボールは誰も合わせることができなかった。

 すると先にスコアを動かしたのはアウェーチームだった。磐田は前半30分、カウンターで先頭のFWジャーメイン良にボールを入れて前進。その落としをDFリカルド・グラッサが右のMF松本昌也に預けると、松本のクロスをジェーメインが頭で合わせて先制に成功した。

 試合は磐田の1点リードで前半を折り返すと、後半開始早々に追加点が生まれた。同2分、右サイドから攻撃を仕掛けると、松本がマイナス方向に出したパスをMF藤原健介がダイレクトでゴール前に入れる。MF平川怜が合わせたシュートはGK村上昌謙に阻まれたが、こぼれ球をジャーメインが詰めてリードを広げた。

 2点ビハインドの福岡は後半13分にFWウェリントンを投入して反撃に出る。ターゲットにしながら陣地の挽回を図った。すると後半15分、岩崎が左サイドから入れたボールをウェリントンが頭で落とすと、FWシャハブ・ザヘディが左足でゴール右に流し込んで1点差に詰め寄った。

 さらに福岡は後半33分、敵陣ハーフウェーライン付近で相手のパスをカットしたザヘディが、そのまま中央を持ち上がってペナルティエリア内に侵入。ワンフェイクから放ったシュートは川島に触られたが、クロスバーを叩いてゴールに吸い込まれていった。

 2点を奪って勢いにのる福岡は、その後もザヘディとウェリントンを狙った攻撃で逆転ゴールを目指すが、磐田が耐え抜く形でタイムアップ。2-2で勝ち点1を分け合った。
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