降格圏が迫るウディネーゼ、元イタリア代表レジェンド・カンナバーロ氏の新監督就任を発表

ファビオ・カンナバーロ氏が新監督に就任

　ウディネーゼは22日、元イタリア代表DFのファビオ・カンナバーロ氏(50)が新監督に就任したことを発表した。契約期間は2024年6月30日までとなる。

　ウディネーゼは今季セリエA開幕から苦戦が続き、昨年10月にアンドレア・ソッティル前監督(50)を解任した。2021-22シーズンに指揮を執ったガブリエレ・チョッフィ監督(48)が再登板したが、32試合を消化した時点で残留圏内ぎりぎりの17位。カンナバーロ氏の就任と同じ日に解任が発表された。

　カンナバーロ氏は現役時代にユベントスやレアル・マドリーで活躍。イタリア代表ではキャプテンとして2006年ドイツW杯優勝に貢献し、同年にFIFA最優秀選手賞とバロンドールを受賞した。

　引退後は広州恒大や中国代表の指揮官などを歴任。直近では2022年9月から2023年2月までセリエBのベネベントを率いていた。

　なお、カンナバーロ氏のウディネーゼ監督就任にあたり、弟のパオロ・カンナバーロ氏がアシスタントコーチとして入閣することも決まっている。
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