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クリスマスの“W杯中止通達”から3年半「相当なショックだったけど…」無念乗り越えパリ五輪王手の教え子たちに影山雅永JFA新技術委員長がエール

ゲキサカ / 2024年4月26日 21時30分

 この日、当時を振り返った影山委員長は「クリスマスプレゼントみたいでしたけど……」と苦笑いを見せつつ、「選手は自らのパスウェイをいろんな大会を含めて考えているじゃないですか。その中でW杯がなくなったことは相当なショックだったけど、そういった思いも込めて、五輪という舞台に是が非でも出たいという思いが選手にとって大きいと思う」と述べ、世界舞台に熱意を注ぐ選手たちを思いやった。

 加えて影山委員長はMF松木玖生やDF高井幸大といった昨年のU-20W杯経験者の台頭にも言及し、近年の育成フローに手応えを語った。

「僕がU-20で見ていた学年は海外経験が1次予選が終わったところで止まってしまった。彼らと何人か下のカテゴリで世界を経験した選手を融合させて、あのチームになっている。海外経験の少なかった年代に経験を積ませながら、経験のある選手を混ぜ込みながらチームを作って五輪を目指している。全部がつながっているという気がしている」

「大抵のフェデレーション(各国連盟)はU-17W杯とU-20W杯が2年に1回、五輪は4年に1回なので、そこに合わせた強化をしているが、僕らは間がなくなるようにしてきた。以前は狭間の年代と言われていたが、狭間というのは残酷だし、そういったものをなくすのが大事だろうと、隙間なくやってきた。そこで『この年は良かったけど、次はダメだったよね』というような波がなくなってきているのが、長年の力だと感じている」

(取材・文 竹内達也)
●AFC U23アジアカップ2024特集●パリオリンピック(パリ五輪)特集

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