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[関西U-16 ~Groeien~]「ゴールへの気持ちが届いた」。大阪学院大高FW小川晴大が執念の同点弾

ゲキサカ / 2024年4月27日 21時37分

後半35分、大阪学院大高のFW小川晴大(1年=千里丘FC出身)が執念の同点ゴール

[4.27 関西U-16 ~Groeien~G2第1節 金光大阪高 2-1 大阪学院大高 ダイセル播磨光都第3G]

 大阪学院大高(大阪)のFW小川晴大(1年=千里丘FC出身)が「関西 U-16 ~Groeien~2024」開幕戦で執念のゴールを決めた。0-1の後半35分、CB小松舞周が最終ラインから相手CBの頭上を越える絶妙なフィード。これで左中間を抜け出した小川は強引にカバーのDFの前に出る。そして、飛び出してきたGKよりもわずかに早く右足を振り抜き、ゴールネットを揺らした。

「あそこは気持ちで。何とかゴールへの気持ちが届いたんかなと思います」という小川は、ベンチのチームメートと喜びを爆発。だが、「あそこは嬉しかったけど、あれで終わりってなってしまったところがあったんで、次から追加点取るっていう気持ちまで持ちたいと思います」と首を振る。

 同点後、小川は仕掛け役となっていたFW室田幸哉のスルーパスから左足シュート。だが、決め切れず、逆に41分に相手セットプレーから勝ち越された。大阪学院は昨年、清風高(大阪)との入れ替え戦で勝利して「関西U-16 ~Groeien~」初参戦。その初陣を白星で飾ることはできなかった。

 チームは小松の身体を張ったシュートブロックやGKギミレリバジャの安定したキャッチングなどでゴールを守り、MF山脇蒼眞がクロスバー直撃の右足ミドルなどで対抗。また、MF松浦寛太や山脇の配球からゴールを目指した。

 小川は「(個人としての課題は)1試合通して戦い抜く体力と体の弱さ。今回の試合も体のデカさでもう圧倒的にビビったり、負けてしまっていた」とコメント。チームとしても前半に自分たちのペースでボールを動かせなかったことを反省する。競り負けた悔しさを糧に努力を重ね、参入1年目でのG2リーグ優勝という目標に挑戦する。

「優勝しか見てないんで、今回負けてしまったんですけど、切り替えて次から全勝していきたい」と小川。大阪学院での3年間で全国出場、最高成績の更新を掲げる俊足FWは、「頼られるストライカーになりたいと思います」という姿になって、目標達成に貢献する。
CB小松舞周はシュートブロックなどで奮闘GKギミレリバジャ中心にゴールを守った
(取材・文 吉田太郎)

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