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[関西U-16 ~Groeien~] 桃山学院が後半4発で逆転勝ち。1G1AのMF植村隆太「感謝を持って」「見てる人を笑顔にできるようなサッカーを」

ゲキサカ / 2024年4月28日 6時56分

後半7分、勝ち越し点を決めた桃山学院高MF植村隆太(1年=奈良YMCA SC出身)とFW岡村羽隼(右)がゴールセレブレーション

[4.27 関西 U-16 ~Groeien~G2第1節 桃山学院高 5-1 草津東高 ダイセル播磨光都第1G]

 関西地域のU-16の年代において、長期にわたるリーグ戦を通して選手の育成および指導者のレベルアップを図ることを目指す「関西U-16 ~Groeien~2024」のG2リーグが27日に開幕した。昨年から参戦している桃山学院高(大阪)は後半に4得点を奪い、草津東高(滋賀)に5-1で逆転勝ち。攻撃力を発揮した。

 前半、チャンスを活かせない中で39分に失点。だが、45+1分に左SB上野仁綺のロングフィードが相手DFのクリアミスを誘い、同点に追いつく。そして後半7分、前からの守備でMF植村隆太(奈良YMCA SC出身)がインターセプト。「練習とかでもこう1対1なったら1回空踏み入れてから打つんで。よく練習でもああいう場面多いんで、いつも通り、練習みたいな感じで打ってたかなと思います」と冷静にGKとの1対1を制して勝ち越し点を決めた。

 桃山学院はビルドアップを徹底する草津東に対して前からの守備で制限。そして、自慢の攻撃陣が爆発する。15分、再び敵陣でのインターセプトから、植村がDFを引き付けてラストパス。これをFW岡村羽隼が右足でゴールへ沈めた。

「(チャンスを)ちゃんと決め切ったっていうのは大きかったかなと思います」と植村が振り返ったように、後半は決定機を確実に活かして3-1。さらに33分、CB吉間孝大のヘッドのこぼれをMF米田剛琉がゴールへ蹴り込むと、試合終了間際にもMF近藤朱莉の右CKからMF三木康太朗がヘディングシュートを決めた。

 1学年17人の桃山学院は、怪我明けで後半途中まで副審をしていたFW清水友眞を含めて出場可能な全選手が出場して勝利。植村は「昨年上げてくれて、グロイエン(Groeien)2部、1部には(関西全体で)ちょっとしかいれない。コロナもまだ終わってないですし、その中で開催して頂いて、ほんとにみんな感謝してると思います。そこで自分らがやるべきことはやっぱり感謝して、審判とかにも感謝を持ってプレーして、見てる人を笑顔にできるようなサッカーをみんなでしていければと思います」と誓った。

 この日1得点1アシストの植村はドリブル、パスでのチャンスメークが持ち味。「関西U-16 ~Groeien~」の目標について、「点を取れるミッドフィルダーになりたいんで、まず得点王は1つ自分の目標。自分が得点王になれば必ずグロイエン2部優勝で自動昇格も絶対いけると思うんで、自分の個人の目標とチームの目標両方達成できるように頑張りたいと思います」。家族や小中学生時代のコーチへの感謝も口にするアタッカーは、1年時からAチームでの出場チャンスも掴み、桃山学院を上のステージへ引き上げる。
後半15分、FW岡村羽隼が右足シュートを決めて3-1後半45+1分、MF三木康太朗が5点目のゴールを喜ぶ
(取材・文 吉田太郎)

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