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横浜FM加藤聖「まさか逆があるとは…(笑)」“中学からの盟友”FW植中朝日のアシストでJ1初ゴール

ゲキサカ / 2024年5月6日 22時54分

横浜F・マリノスDF加藤聖

[5.6 J1第12節 浦和 2-1 横浜FM 埼玉]

 自慢の左足が炸裂した。横浜F・マリノスDF加藤聖は0-2で迎えた後半41分、FWヤン・マテウスからの横パスを左にさばいてペナルティエリア際に攻め込むと、FW植中朝日からの落としのパスに反応。力強く左足を振り抜き、豪快なボレーシュートを突き刺した。

 加藤にとってはこれが記念すべきJ1リーグ戦初ゴール。長崎からは昨季途中に加入したが、怪我もあってカップ戦出場のみにとどまっており、ようやく4月27日の前々節・C大阪戦(△2-2)でJ1デビューを飾ったばかりだったという中、さっそく自慢の左足で結果を出した。

 加藤自身はチームが反撃を続けているさなかとあり、無我夢中の攻撃参加だった。「なんで出した後にあそこに入っていたか覚えていない。気づいたらゴールネットに入っていた」。そう苦笑いも浮かべたが、それでも中学時代から共に過ごしてきた盟友とのホットラインは身体が覚えていたようだ。

 兵庫県出身の加藤だが、福岡県出身の植中とはJFAアカデミー福島U-15時代からのチームメート。高校卒業後もV・ファーレン長崎で共にプロ生活をスタートさせた上、横浜FMに加入したのも植中が昨季開幕前、加藤が昨季途中とほぼ同じキャリアを過ごしてきた稀有な間柄だ。

 その2人で奪ったゴールは「めっちゃ嬉しかった」(加藤)といい、得点後には急いで自陣に戻りながらもアイコンタクトで喜びを共有。「本当は僕のクロスから朝日が点を取るのが目標だったけど、まさか逆があるとは思っていなかったのでびっくり。プロになって2人で決めたのは初めてだったので嬉しい」と笑みを見せた。

 もっとも、チームの反撃はこの1点にとどまり、1-2で敗戦。加藤は「嬉しいけど僕が求めていたのは勝利だけだった。嬉しいは嬉しいけど、このゴールが勝ちに繋がらなかったのは悔しい」と厳しい言葉も口にした。

 今季は負傷で開幕に出遅れ、コンディション面の向上を感じさせているが、「調子が上がっているのは手応えがあるけど、今日のプレーでは満足できない」と加藤。「ドリブルで剥がしたりする場面もあったけど、その後の連係があまり良くなかったので、そこの改善が必要」と課題を掲げつつ、「もっと結果を出すところはもっと必要になると思う。次は自分のアシストが勝利につながるようにしたい」と力を込めた。

(取材・文 竹内達也)
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