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[プリンスリーグ関西2部]「勝負に絶対勝つ」「マッチアップでも絶対に負けない」。C大阪U-18が後半2発で勝ち切り、4連勝

ゲキサカ / 2024年5月10日 20時1分

後半7分、セレッソ大阪U-18FW小野田亮汰(左)が先制ゴール。アシストのMF西川宙希主将と喜ぶ

[5.6 プリンスリーグ関西2部第5節 C大阪U-18 2-0 近江高B J-GREEN堺S4]

 C大阪U-18は勝ちながら、強くなる。6日、高円宮杯JFA U-18サッカープリンスリーグ2024 関西2部でセレッソ大阪U-18(大阪)と近江高B(滋賀)が対戦。C大阪U-18が2-0で勝ち、4連勝とした。

 金晃正監督は、「選手たちには、常に1試合1試合全力で、本当に勝ちしか考えずに頑張ってやっていこうって話は常々やっています」という。C大阪U-18は、2011年の発足時から戦ってきたプレミアリーグWESTで2022年に10位、プレーオフの敗退で初降格。昨年もプリンスリーグ関西1部で8位に終わり、今年はプリンスリーグ関西2部が主戦場となっている。

 だが、このステージを全力で戦い、必ず昇格させることは選手たちの使命。チームリーダーのMF西川宙希(3年)は、「勝ち続けるっていうのはほんと大切だと思います。試合通してもそうなんですけど、目の前の1個1個、相手とのマッチアップでも絶対負けない、勝負に絶対勝つっていう気持ちでやっています」と説明した。この日は相手にリトリートされ、難しい戦いに。それでも、90分間こだわって戦い、勝ち点3を勝ち取った。
C大阪U-18の左SB藤井龍也は前半から、積極的な攻め上がり
 C大阪U-18は前半からボールを支配。注目の10番MF木實快斗(3年)のゲームメークやFW小野田亮汰(2年)の力強いボールキープから、左SH西川、左SB藤井龍也(3年)のクロスが上がり、右SB刈田琉唯(2年)の強烈なシュートが相手ゴールを脅かす。

 また、初先発のMF佐野泰生(3年)が奪い返しの部分で貢献度大の働き。切り替え速く、強度の高い守備で相手の前進を阻止する。そして、精度の高いキックを見せるCB伏見晄永(2年)、CB海保颯大(1年)の両DFからのフィードも交えた攻撃。チームトップ4得点のFW中山聡人(3年)や突破でも違いを示す木實、活動量の多いMF首藤希(3年)が相手にプレッシャーをかけた。
C大阪U-18の1年生CB海保颯大が出足良くインターセプト
 昨年からプリンスリーグ関西2部で戦う近江Bは、3バックの中央でDF神崎祐誠(3年)が奮闘。スライディングでのクリアなど、強い責任感でゴールを守っていた。また、DF竹村謙吾(2年)やDF中川翔介(2年)を含めて集中した守りを継続。コンビネーションで前進する回数は増やせなかったものの、前半を0-0で凌ぎ切った。
近江Bは最終ラインの中央でDF神崎祐誠が奮闘
 だが、金監督が「勝ちへのこだわりっていうのは練習の中からも凄く表現できるようになってきている」というC大阪U-18は後半、ゴール前で噛み合わなかった部分を改善。相手を突き放す。

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