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一歩ずつステップをきっちり踏んだ確かな成長の証明。鹿島ユースは青森山田相手に3発快勝で歓喜の“オブラディ”!

ゲキサカ / 2024年5月12日 7時41分

鹿島アントラーズユースは前年王者・青森山田高相手に3発快勝!

[5.11 プレミアリーグEAST第6節 鹿島ユース 3-0 青森山田高 カシマサブグラウンド]

 一歩ずつ一歩ずつ、丁寧に、着実に、前へ進んでいくほかに、チームが成長していく方法はない。勝って、負けて、得点を喜び合って、失点を悔しがって、その中で1人1人が次の試合に出るために、トレーニングから全力を尽くす。そのサイクルが自分たちの未来に繋がると信じて。

「いつも自分たちで自分たちを苦しめていたというか、チャンスはある中で決められなくて、結局最後に集中力や運動量が落ちた時に失点する試合が結構多かったので、無失点で勝てたのは良かったですね。みんな徐々にプレミアに慣れてきているというか、こういう環境の中で適応できるようになってきているのかなと思います」(鹿島ユース・大川佑梧)。

 着々とステップを踏んだ上で掴んだ、会心の完封勝利。11日、高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2024 EAST第6節で、鹿島アントラーズユース(茨城)と青森山田高(青森)が激突した一戦は、2トップを組むFW長疾風(2年)とFW吉田湊海(1年)がゴールを重ねた鹿島ユースが、3-0で快勝を収めている。


「相手は先制点というところを当然狙ってくる中で、ちょっと受け身に立った部分は自分たちも反省しないといけないかなと思います」と鹿島ユースを率いる柳澤敦監督も言及したように、序盤は青森山田がセットプレーを中心に押し込む展開に。前半18分には右からMF川口遼己(3年)が蹴り込んだCKに、DF伊藤柊(3年)が合わせたヘディングはGKを破るも、カバーに入っていた吉田が決死のクリア。決定機をモノにできない。

 すると、ワンチャンスを生かしたのはホームチーム。24分。長のキープからMF小笠原聖真(3年)が左サイドをえぐって中へ。こぼれをDF玉木亜門(3年)が枠へ収めたフィニッシュは青森山田のGK松田駿(3年)がファインセーブで防いだものの、粘った吉田のシュートを長がプッシュしたボールはゴールへと転がり込む「亜門が上がってきた時に『シュートを打つだろうな』と思ったので、そのこぼれを意識しました」という11番のプレミア初ゴール。鹿島ユースが1点のアドバンテージを握る。

 追い掛ける展開となった青森山田だが、それでも前への推進力は落ちない。38分にはFW石川大也(3年)との連携からMF浅野瑠唯(3年)が、41分にもMF谷川勇獅(3年)の右クロスから再び浅野が、43分にもDF小沼蒼珠(3年)のロングスローから伊藤がシュートを放つも、いずれも得点には至らず。前半は鹿島ユースが1点をリードしたまま、ハーフタイムへと折り返す。

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