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[プリンスリーグ関東1部]前後半で展開一変の桐蔭学園vs鹿島学園は1-1ドロー。自信をつけ、全国上位へ

ゲキサカ / 2024年5月13日 17時9分

鹿島学園高(白)と桐蔭学園高(青)の戦いは1-1ドローに

[5.12 プリンスリーグ関東1部第6節 桐蔭学園高 1-1 鹿島学園高 桐蔭学園多目的グラウンド]

 力のある両校は自信をつけ、全国上位へ。12日、高円宮杯JFA U-18サッカープリンスリーグ2024 関東1部で桐蔭学園高(神奈川)と鹿島学園高(茨城)が対戦し、1-1で引き分けた。桐蔭学園は1勝3分2敗の6位。また、鹿島学園は1勝1分4敗の7位で、インターハイ予選による中断期間に入った。

 前半と後半で主導権が大きく入れ替わる戦いだった。前半は風上の鹿島学園ペース。いずれもサイズと強さを兼備する2トップ、FW山本葵(3年)とFW中川輝琉(3年)を起点に押し込み、守備ではファーストDFの選手が相手選手から離されないことを徹底する。

 いずれも鋭いアプローチと際の強さを見せたMF濱口聖主将(3年)とMF西川大翔(2年)のダブルボランチを中心にコンパクトかつ、一人ひとりが繋がって攻守。奪ったボールを簡単には捨てず、一際落ち着きのある10番MF松本金太朗(2年)らが係わりながら繋いでゴール前まで運んで見せた。

 13分、右サイドをコンビネーションで打開し、右SB文平千陽(3年)のクロスを中川が右足ダイレクトで狙う。16分にも右サイドを崩し、濱口のグラウンダークロスがゴール前を横切った。さらに26分には、濱口のインターセプトからショートカウンター。中川の右足シュートは枠左へ外れたものの、相手にカウンターの怖さも十分に植え付けていた。

 桐蔭学園もDFラインが右へ、左へスピードのあるパス。グラウンダーのパスを徹底して相手を揺さぶり、幾度かMF福田煌牙(3年)が相手の中盤を突破する。FW田村陸人(3年)へボールの入る回数が徐々に増え、MF高橋保好(3年)の飛び出しなどからクロス。だが、鹿島学園はCB齊藤空人(2年)がスライディングでクリアするなど、齊藤と189cmCB畠田凉聖(3年)を中心にゴール前でも隙を見せない。
桐蔭学園FW田村陸人は前線で起点となり、決定的なヘッドも
 桐蔭学園の右SB吉垣陽翔主将(3年)は、「いつも桐蔭はサイド攻撃が形っていう感じはあるんですけど、そのサイドは(自分のところを含めて)ちょっと対策されてた感じもあって、ちょっと攻めあぐんだというかありました」と振り返る。なかなか中央を使えず、SB、SHのところでプレッシャーをまとも受けてしまうシーンも。それでも34分、福田の距離の長いスルーパスでFW佐野煌太(3年)が右中間を抜け出す。

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