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家族より一緒にいる「サッカークラス」で培った揺るがぬ団結力。初の全国を目指す東京実は東海大高輪台に競り勝って今予選6連勝!

ゲキサカ / 2024年5月28日 12時27分

東京実高は粘り強く戦って東海大高輪台高を撃破!

[5.26 インターハイ東京都予選1回戦 東京実高 1-0 東海大高輪台高 東久留米総合高校グラウンド]

 学校生活も一緒なら、部活も一緒。時には笑い合い、時には涙を流し、時には先生に怒られたりもしながら、みんなでここまで歩いてきた。だから、負けたくない。勝ちたい。みんなで勝利を目指す試合を、1つでも多く戦いたい。

「僕らはまとまっているので、仲も良いですし、団結力は他の高校より上回っていると思います。みんなとはほぼ家族より一緒にいますね。飽きないですし、楽しいですけど、問題児ばっかりです(笑)」(東京実高・高井哲平)。

 『サッカークラス』で培った団結力で、難敵を堂々撃破!令和6年度全国高校総体(インターハイ)東京都予選1回戦が26日、東久留米総合高校グラウンドで開催され、初の全国を目指す東京実高と8年ぶりの全国出場権獲得を狙う東海大高輪台高が対峙した一戦は、後半21分にCKからDF加藤琉空(2年)が決勝ゴールを挙げた東京実が東海大高輪台を振り切って、1-0で勝ち切っている。6月2日に行われる2回戦では実践学園高と対戦する。


 試合は立ち上がりからお互いの持ち味を出し合う格好でスタートする。「自分たちはボールを持つスタイル」とFW峯大悟(3年)も口にする東海大高輪台は、MF矢野拓歩(3年)とMF土田歩汰(3年)のドイスボランチを軸にボールを動かしながら、MF廣恒龍(3年)やMF水島健斗(3年)が積極的にドリブル勝負。前半8分に右サイドを運んだ水島のシュートは、わずかにクロスバーをかすめて枠の上へ。21分にはセットプレーのチャンス。右から峯が蹴り込んだCKに、高い打点でDF安田礼(2年)が打ち込んだヘディングもゴール右へ逸れたものの、惜しいシーンを作り出す。

 一方の東京実は「2次トーナメント用にちょっと変化させてやりました。具体的にはちゃんとブロックを作ろうというところですね。『前から行きすぎないように』『イケイケにならないように』とだけ言いました」と片山智裕総監督。時には5バック気味にブロックを築きながらも、右からDF水品莉一(3年)、年代別代表も経験しているDF田中玲音(3年)、加藤が並んだ3バックの正確なフィードから、FW塩澤陸斗(3年)を頂点にMF新藤山登(3年)とMF廣畑亮介(2年)を配した前線の選手がゴールを狙う形を徹底。32分には水品のロングスローに田中が競り勝ち、DF江里口翔(3年)のシュートはDFにブロックされるも、狙いの一端を。前半の40分間はスコアレスで推移した。

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