絶対に負けられない不安とプレッシャーに打ち克った王者の咆哮。青森山田は粘る八戸学院野辺地西を1-0で振り切って県24連覇達成!
ゲキサカ / 2024年6月3日 22時29分
[6.3 インターハイ青森県予選決勝 青森山田高 1-0 八戸学院野辺地西高 カクヒログループアスレチックスタジアム]
自分たちの纏っている力に自信があろうがなかろうが、自分たちが本当に勝てるかどうかの不安があろうがなかろうが、次の大会は必ずやってくる。絶対に負けてはいけない、絶対に勝ち続けなければいけない、400を超える連勝の懸かった、プレッシャーしかない試合の連続が。
「県内の連勝記録の話は何回もされていましたし、20年間負けなしというのはプレッシャーにもなったんですけど、やっぱり数々の先輩たちが紡いできた伝統もあったので、今日は勝ててホッとしています」(青森山田高・小沼蒼珠)。
シビアなゲームを逞しく勝ち切って、県内公式戦408連勝と県24連覇を達成!令和6年度全国高校総体(インターハイ)青森県予選決勝が3日、カクヒログループアスレチックスタジアムで開催され、青森山田高と八戸学院野辺地西高が対峙した一戦は、拮抗した好ゲームが展開された中で、後半25分にMF川口遼己(3年)のゴールで先制した青森山田がそのまま1-0で勝利。27回目となる夏の全国切符をもぎ取っている。
立ち上がりは八戸学院野辺地西の勢いが鋭い。キャプテンのFW堀田一希(3年)とFW成田涼雅(3年)が組んだ2トップが前線で基点を作りつつ、ドイスボランチのMF阿部莞太(2年)とMF木村隆太(1年)を中心にセカンドボールもことごとく回収。前半7分には木村を起点に成田が右へ流し、堀田のシュートは枠の左へ外れたものの好トライ。22分はデザインされたセットプレー。木村が小さく出したFKを阿部はグラウンダーで縦へ。走った堀田のシュートはDFにブロックされたものの、「サイドハーフがサイドバックのところまで吸収されなかったので、セカンドを拾ってそのままサイドに展開したり、トップにボールを入れられましたね」と三上晃監督が話したように、前からの積極的な守備も含めてチームのやりたいことを体現してみせる。
31分にも八戸学院野辺地西に決定機。センターバックを務めるDF奈良良祐(3年)の縦パスを受けたMF千葉日向(3年)はシンプルに裏へ。走った成田がドリブルから放ったシュートは左ポストの外側に弾かれたが、「試合をやる前から自分はスピードでは絶対に勝てると思っていました」という11番のあわやというフィニッシュに、スタンドからもどよめきが巻き起こる。
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