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もう一度ゼロから創り上げる「駒大高校サッカー部はどうあるべきなのか」。駒澤大高は選手権全国4強の堀越に競り勝って東京ベスト8進出!

ゲキサカ / 2024年6月5日 12時9分

堀越高に競り勝った駒澤大高がベスト8進出!

[6.2 インターハイ東京都予選2回戦 駒澤大高 2-1 堀越高 堀越学園総合グラウンド]

 200人に迫る数の選手たちが集った赤いスタンドから、あれだけの声援を送られてしまったのならば、ピッチの選手たちもやらないという選択肢を持てるはずがない。それぞれが、それぞれの場所で、自分にできることを全力でやり切る。これがこのチームを貫いてきた一番大事な核になるマインドだ。

「『我々駒大高校サッカー部はどうあるべきなのか』というのを、この数週間はずっと話をしていて、もちろん今まであったものでも残したいものや大事にしたいものはあるけれども、本当にゼロから積んでいくようなイメージをみんなで持ってやっていこうというのが今の駒大高校の形です」(駒澤大高・亀田雄人監督)

 チーム一丸で果たした難敵撃破!令和6年度全国高校総体(インターハイ)東京都予選2回戦が2日、堀越学園総合グラウンドで開催され、10年ぶりの全国を狙う駒澤大高と昨年度の選手権で全国4強に食い込んだ堀越高が対峙した一戦は、MF内田龍伊(3年)が決勝ゴールをマークした駒澤大高が2-1で勝利した。8日に行われる準々決勝では関東大会王者の大成高と対戦する。


 前半8分。早くもスコアが動く。動かしたのは駒澤大高。前線に入ったFW岩井優太(2年)が左サイドへ振り分けると、外に開いたMF森田敬太(2年)はグラウンダーで丁寧なクロス。ここに3列目から飛び込んだMF寺尾帆高(3年)のシュートが鮮やかにゴールネットを揺らす。「サイドの選手がドリブルできるのは自分たちの武器で、『クロスが入ってくるところに対して、しっかり枚数は入ろう』という話はしていました」と口にしたキャプテンの先制弾。まずは駒澤大高が1点のアドバンテージを手にする。

駒澤大高はキャプテンのMF寺尾帆高(6番)が先制弾!

 以降もゲームリズムは「相手に持たれる時間が多かったですけど、練習から『ショートカウンターを狙っていこう』と言っていました」と内田も語った駒澤大高。28分にはDF平岡潤大(2年)の果敢な攻め上がりから、岩井が打ち切ったシュートは堀越のGK佐藤晴翔(3年)がファインセーブ。34分にもDF小熊鉄平(3年)が左から放ったシュートが左ポストを直撃すると、39分にここも平岡のパスから岩井が陥れたゴールはオフサイドで取り消されたものの、追加点の雰囲気を漂わせる。

 一方の堀越はDF森奏(3年)とDF森章博(3年)の両センターバックと、MF渡辺隼大(3年)を中心にボールはある程度動く中で、なかなかフィニッシュまでは至らず。前半終了間際の40分にMF仲谷俊(3年)がゴールまで30メートル近い位置から枠へ収めた無回転FKは、駒澤大高のGK丸林大慈(3年)がファインセーブで応酬。前半は1-0のままで40分間が終了した。

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