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最後の全国切符を巡る超激闘。湘南U-18は粘る東急SレイエスFC U-18を1点差で振り切って関東11番目の代表権獲得!

ゲキサカ / 2024年6月10日 19時21分

湘南ベルマーレU-18が関東最後の全国切符を獲得!

[6.9 日本クラブユース選手権関東予選3代表決定戦3回戦 東急SレイエスFC U-18 1-2 湘南U-18 拓殖大学G]

 何度でも、立ち上がってやる。倒れても、倒れても、チャンスがある限りは、何度でも、立ち上がってやる。このエンブレムを身に付けている限り、諦めるなんてことはあり得ない。最後に勝つのはオレたち、湘南だ。

「高いレベルの相手と『負けたら終わり』のゲームをトーナメントに入って僕らは5試合できたので、非常に経験値は上がったんじゃないかなと。最後に負けるのと勝つのではまったく違いますし、また全国の強い相手とできるので、楽しみが増えました」(湘南U-18・平塚次郎監督)。

 2週間の中で訪れた“3度目の正直”で関東突破!9日、第48回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会関東予選3代表決定戦3回戦が開催され、東急SレイエスFC U-18(神奈川)と湘南ベルマーレU-18(神奈川)が対峙した一戦は、湘南U-18が2-1で競り勝って、3年連続となる夏の全国切符を手繰り寄せた。


 7月から開催されるクラブユース選手権の全国大会へと出場する、関東の11チームの代表権を巡る今大会。グループステージを勝ち上がった両チームは、ノックアウトステージ1回戦こそ勝利を収めたものの、勝ち抜けを懸けた2回戦で負けたため、『3代表決定戦』という敗者復活戦に回る。そこでも負ければ敗退の1回戦を制し、勝てば代表権獲得の2回戦に敗れ、最後に戦うのが今回の3回戦。泣いても、笑っても、この一戦に勝った方だけが全国出場を掴めるという、正真正銘のラストマッチだ。

「今持っているものは比較的出たんじゃないかなと思います」と宮島俊監督が話したように、立ち上がりはレイエスU-18がアグレッシブに前へ出る。前線のFW池松遥(2年)へシンプルにボールを入れつつ、2シャドー気味に構えるMF經堂遥飛(2年)とMF門脇征直(3年)も果敢な仕掛けを披露。ドイスボランチのMF羽山倖生(3年)とMF伊香賀仁(2年)も中盤でセカンド回収に奔走すれば、右のMF小寺翔太(3年)、左のMF小川翼(3年)と両ウイングバックもオーバーラップを繰り返し、刺し切るチャンスを窺っていく。

 ところが、先に歓喜を迎えたのは湘南U-18。前半14分。相手陣内で前を向いたMF中村龍(1年)が丁寧なスルーパスを通すと、「背後をとにかく狙うと自分の中で決めていて、うまく裏に抜けられました」というFW寺下翔和(3年)が抜け出し、左足一閃。ボールはニアサイドのゴールネットへ力強く突き刺さる。「決定力には自信があるので、決められて良かったです」と話した10番は、これで今大会のノックアウトステージ4点目。1-0。湘南U-18が1点のアドバンテージを奪う。

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