最大の武器は「一緒に戦う」と「信じる」を貫く決心。全員が「人間的なAチーム」を目指す駒澤大高は終盤の決勝点で國學院久我山を振り切って9大会ぶりの全国へ!:東京
ゲキサカ / 2024年6月17日 12時25分
[6.15 インターハイ東京都予選準決勝 駒澤大高 1-0 國學院久我山高 AGFフィールド]
ゴールを獲れる、ではなく、ゴールを獲る。試合に勝てる、ではなく、試合に勝つ。みんなで積み重ねてきたものを、みんなで築き上げてきたものを、信じる。あるいは“決心”とも言い換えられるような確かな覚悟を、200人を超える赤き勇者たちは全員が持ち合わせていたのだ。
「我々はメンバーに選ばれた選手だけで戦っているわけではないんです。200人以上の部員全員で戦いたいという意志は、絶対に駒大高校のいいところだと思っていますし、たとえ技術的にはBチームやCチームにいることになっても、人間的なAチームにいるような選手になってほしいということは常々言っているので、みんながあれだけ泣いていたのは、本当に嬉しかったんだと思います」(駒澤大高・亀田雄人監督)。
オール駒澤でもぎ取った9大会ぶりの全国切符!令和6年度全国高校総体(インターハイ)東京都予選準決勝が15日、AGFフィールドで開催され、2014年大会以来の全国を目指す駒澤大高と2大会連続の代表権獲得を狙う國學院久我山高が対峙した一戦は、後半36分にFW岸本空(3年)が挙げた1点を駒澤大高が守り抜き、2回目のインターハイ出場を決めている。
ゲームはやや静かな流れで立ち上がる。國學院久我山はキャプテンのMF近藤侑璃(3年)を軸にパスで攻撃を組み立てながら、中盤のインサイドに位置するMF安部凛之介(3年)とMF一色新(2年)がギャップでボールを引き出しつつ、右のFW田島遼太郎(2年)、左のFW藤田隼(2年)の両ウイングが縦へのスイッチに。前半17分には田島を起点に藤田が左へ流し、FW前島魁人(3年)が放ったシュートは駒澤大高のDF小池俊輔(3年)が身体を張ってブロックするも、らしいアタックでゴールを窺う。
一方の駒澤大高は「自分たちは3バックなので、その3枚でチャレンジして、カバーして、という部分で細かくコミュニケーションを取って、隙なく、抜かりなくやっていくということを意識しました」と話すDF嶋田結(3年)、小池、DF平岡潤大(2年)の3バックを中心に、守備の高い安定感は通常営業。21分にはMF森田敬太(2年)、FW内田龍伊(3年)と繋いだボールから、FW岩井優太(2年)が枠内シュート。ここは國學院久我山のGK太田陽彩(3年)がファインセーブで凌いだものの、前線の3枚で決定機を創出してみせる。
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