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強度に苦戦しながらもバトルし、連係や決定力で差。U-16日本代表がベネズエラを4-0撃破!

ゲキサカ / 2024年6月22日 8時14分

前半10分、U-16日本代表FW浅田大翔(横浜FMユース、左)が先制ゴール

[6.21 U-16インターナショナルドリームカップ第2節 U-16日本代表 4-0 U-16ベネズエラ代表 Jヴィレッジスタジアム]

 U-16日本代表が南米勢を撃破し、優勝に前進――。21日、「U-16インターナショナルドリームカップ2024 JAPAN」第2節が福島県のJヴィレッジスタジアムで行われ、ともに1勝のU-16日本代表とU-16ベネズエラ代表が激突。日本がFW浅田大翔(横浜FMユース)の2ゴールなどによって、4-0で快勝した。日本は23日の最終節でU-16セネガル代表と対戦。引き分け以上で4連覇が決まる。

 今大会、日本は欧州勢のウクライナ、南米勢のベネズエラ、アフリカ勢のセネガルと対戦。ベネズエラからは、前日の指導者交流会で「(日本と異なり、)我々は戦うことをベースにしたチームだからいい経験になるよ」とメッセージを受けていたという。

 日本の高校1、2年生たちはこの日、慣れない強度に苦戦しながらも、球際、気持ちの部分でもバトル。廣山望監督は「『日本は戦ってくる』と思ってもらえるような試合にしようぜと。実際に向こうも来たから、そういうところで戦えて、まだまだ反省点はありますけれど、最低限、それをベースに結果を残せたというところを自信にして欲しいですね」と頷いた。

 日本は6-0で快勝したウクライナ戦から主将のDF横井佑弥(G大阪ユース)とMF福岡勇和(鹿島ユース)を除く先発9人をチェンジ。GKは佐藤陸斗(山形ユース)で、右SB田中遥大(FC東京U-18)、CB篠崎健人(市立船橋高)、CB横井、左SB山中優輝(横浜FMユース)、MF野口蓮斗(広島ユース)、福岡、土井口立(神戸U-18)、西岡健斗(磐田U-18)、FW浅田、奥田悠真(川崎F U-18)の11人で試合をスタートした。

 日本は前半8分、田中からの縦パスを受けた浅田がマークを外して左前方へパス。西岡が抜け出し、切り返しから右足を振り抜く。DFに当たって枠を外れたが、このプレーで獲得した右CKから先制点を奪った。

 キッカーの西岡がペナルティアーク方向へグラウンダーのCKを入れる。味方との連係でマークを外した浅田が右足ダイレクトでシュート。雨中でフカさないことを意識した一撃が、ゴール左隅へ決まった。前日のセットプレー練習の成果も出て先制。日本は16分にもゴールを奪う。
前半10分、日本はMF西岡健斗(磐田U-18)がグラウンダーのCKFW浅田大翔(横浜FMユース)が右足ダイレクトで合わせた序盤のチャンスをモノにして先制点
 自陣でのパス交換から右サイドの田中がロングフィード。PAへ抜け出した土井口が切り返し、マイナスのパスを送る。これに走り込んだ浅田がファーストタッチで相手のタックルをかわすと、さらに右前方へ大きく持ち出してから右足一閃。強烈な一撃をファーサイドのネットへ突き刺した。
前半16分、MF土井口立(神戸U-18)が右サイドを抜け出すFW浅田大翔(横浜FMユース)が個の力でDFを外し、右足シュートを叩き込んだ浅田の連続ゴールで2-0
 序盤の2つのチャンスを浅田の決定力によってモノにし、早くも2点リード。さらに浅田が右サイドからゴールエリアへ侵入したほか、相手のミスパスを狙った土井口のシュートで畳み掛けようとする。だが、日本はリードこそしているものの、ベネズエラに主導権を握られる展開になった。

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