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5発でプリンス関東2部無敗首位をキープ。山梨学院は隙をなくし、プレミア勢とも互角に戦えるチームへ

ゲキサカ / 2024年6月23日 6時9分

山梨学院高は前半2分、10番MF関口翔吾(左)が先制ゴール

[6.22 プリンスリーグ関東2部第7節 前橋商高 1-5 山梨学院高 前橋商高G(MAESHO FOOTBALL PARK)]

 後半4発の山梨学院が無敗首位をキープ。22日、高円宮杯JFA U-18サッカープリンスリーグ2024 関東第7節1日目が行われ、群馬県前橋市の前橋商高グラウンド(MAESHO FOOTBALL PARK)で首位の山梨学院高(山梨)と10位・前橋商高(群馬)が対戦。山梨学院が5-1で勝った。

 山梨学院はこの試合前まで4勝2分。セカンドチームが戦った関東大会県予選こそ優勝を逃したものの、トップチームが戦った県新人戦とインターハイ県予選で優勝しており、彼らは公式戦での敗戦がない。この日はPKを2本与えるなど、岩永将監督が「日頃ほどの強度と集中力でできなかったんじゃないかなと。(先週、インターハイで)全国大会決めて、ちょっと心の中に安心感もあるし、ちょっとした隙はあったのかなっていう風に思います」と指摘する内容。それでも、後半に破壊力を示すなど5ゴールで快勝した。

 ホームの前橋商は、昇格組の公立校。ここまで開幕6連敗と苦しんでいるものの、開幕3試合での16失点から「(スピード感、強度に)慣れてきて、しっかり動かすところと意図的に(プレッシングに)来ているからあのスペースを狙おう、というような判断までは行けているかなと思います」(笠原恵太監督)。修正を施しながら、チーム力を向上させてきている。この日が新ユニフォーム初戦だった前橋商は開始直後、182cmFW井上泰(3年)が右中間へ抜け出し、ファーストチャンス。だが、これを山梨学院GK板倉一心(2年)の好守に阻まれると、直後に先制点を奪われた。

 山梨学院は2分、MF山田逞人主将(3年)が右中間からドリブルでPAへ割って入り、相手GK、DFを引き付けてラストパス。これを10番MF関口翔吾(3年)が「最近、結構シュートを練習している。逞人が突破してくれて、自分はマイナス気味に余ってという形で決めれた」と左足ダイレクトで決めた。
前半2分、山梨学院MF山田逞人主将が右サイドを突破10番MF関口翔吾が左足で先制ゴールを決めた
 先制した山梨学院はセカンドボール、際の攻防で相手を上回り、簡単にはボールを失わない。そして、「自分はリズムを変えられる選手になりたい。前向いてボール持った時を一番見て欲しい」という関口がDF間に顔を出してボールを受けると、前を向いてドリブル、スルーパス。また、山田が積極的にグラウンダーの縦パスを入れるなどアタックし、果敢に攻め上がる左SB小柳堅也(3年)のクロスやMF阿部海翔(3年)のシュートで相手にプレッシャーをかける。

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