U-23日本代表 パリ五輪メンバー発表 大岩剛監督会見要旨
ゲキサカ / 2024年7月4日 12時49分
日本サッカー協会(JFA)は3日に都内で記者会見を行った。パリオリンピックに臨むU-23日本代表メンバー18人とバックアップメンバー4人を発表した。会見では大岩剛監督と山本昌邦ナショナルチームダイレクターが質問に答えた。
U-23日本代表は今月中旬にフランスに渡り、17日に最後の親善試合で開催国U-23フランス代表と対戦。パリ五輪のグループリーグでD組に入り、24日の初戦でパラグアイと対戦する。27日の第2節はマリと、30日の第3節ではイスラエルと戦い、グループ上位2チームが準々決勝に進む。
●山本昌邦ND
「いよいよメキシコオリンピック以来28年間オリンピックにすら出られなかったこのオリンピック代表チームが、28年連続で出場することとなった。そして、節目のタイミングだと思っている。海外で活躍する選手もこれだけ増えた。そのなかで18人のメンバー、そしてバックアップの4人、このメンバーで世界を、オリンピックのメダルに挑むことになる。ぜひ皆さんのお力をお借りして、目標をしっかり達成できるように支えていきたい。招集の面でさまざまな苦労がありましたが、これは日本サッカーの進化であり、成長であり、躍進の賜物だと思っている。この選ばれたメンバーで限りなく高いところを、大岩監督を中心に挑んでくれると思う。皆さんにもご指導ご協力いただけたらと思っている。この大会で日本サッカーの真価を世界に証明したいと思っている」
●大岩剛監督
「今回のパリオリンピックに向けての選手選考、招集にあたって、各クラブの関係者の皆さんにご協力を得られました。非常に感謝している。その気持ちをしっかりと胸に、パリオリンピックに向けて、選手、スタッフ、一体となって、オリンピックに向かっていきたい」
──オーバーエイジ(OA)を選出しなかった決断に至った経緯は何か。そのうえで18人をU-23年代から選ぶうえで重視した点や迷った点は何か。
大岩監督
「皆さんご存じのように、いろいろな制限があるなかで、われわれがいま現在U-23日本代表として、パリオリンピックを迎える、そして招集することのできる、最高の18人プラス4人のバックアップメンバーを選んだつもりでいる。毎回活動ごとに言っているが、そのときそのときで集合できた選手がそのときのU-23日本代表だということを、発足当初から言い続けてきた。今回も変わらず、いま現在で招集できるベストなメンバーを招集した。このメンバーでパリオリンピックを戦う。それが率直な気持ち」
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