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“8か月ぶり”の『We are green』。青森山田が“山田らしく”守り勝ち、涙と笑顔の今季ホーム戦初白星!

ゲキサカ / 2024年7月7日 21時6分

 だが、柏U-18はボールを保持しながら青森山田に対抗。CB猪狩鉄太(3年)とCB福島大雅(3年)の両DFやGK栗栖汰志主将(3年)を起点に、187cmFWワッド・モハメッド・サディキ(3年)や10番FW 戸田晶斗(3年)へ縦パスを差し込み、ワッドの右足ミドルや戸田のドリブルシュートへ持ち込んでいく。
前半、柏U-18の10番FW戸田晶斗の右足シュートを青森山田DF陣がシュートブロック
 青森山田はCB伊藤柊(3年)とCB 山口元幹(3年)が相手の縦パスに強く行くことで対応。24分には、左SB福井史弥(2年)が空中戦で競り勝ち、大沢のクロスをファーサイドの別府が右足で狙った。青森山田は29分にも谷川の連続でのインターセプトから前へ出たほか、石川、浅野がセットプレーを獲得するなど勢いのある攻守。柏U-18も右SB小林剣生(3年)が強烈な右足ミドルを打ち込み、左のFW吉原楓人(3年)が抜群の突破力で存在感を増していく。

 だが、先制したのはホーム・青森山田だった。前半43分、左CKの流れから左中間の谷川が右前方へボールをつける。MF長谷川滉亮(2年)が上手く潰れ、ボールはその後方で狙っていた別府の下へ。別府は飛び出してきたGKの足下を射抜き、先制点を挙げた。青森山田は前半アディショナルタイムにもGK松田駿(2年)のキックから大沢が抜け出すなど切り替えの速さや強度を発揮。正木監督も高評価する内容で前半を終えた。
前半43分、青森山田MF別府育真が右足で先制ゴール均衡を破った
 ただし、柏U-18も「自分たちもそこ(競り合い)で上回ってたと思うし、細かいところだとやっぱりレイソルの、自分たちのストロングポイントですから」(栗栖)。空中戦、球際のバトルで青森山田を上回る回数を増やしたほか、ともに1対1では止まらない吉原や戸田のドリブル、MF廣岡瑛太(2年)の展開、またコンビネーションも駆使して次々と青森山田ゴールへ迫っていく。
柏U-18FW吉原楓人は左サイドで違いを生み出していた
 だが、青森山田は空中戦でも奮闘していた山口が相手のドリブルをPAで食い止め、伊藤や山口がシュートブロック。柏U-18が攻め、青森山田が守る展開は後半の立ち上がりだけでなく、45分間のほとんどの時間帯で続くことになった。

 柏U-18は後半14分に投入された中学3年生右SB{{長南開史}も青森山田相手に目立つ動き。目の前の相手選手をかわして前進し、クロスや楔へのパスへ持ち込んでいた。柏U-18が、ゴール前のシーンを増加。だが、青森山田はDF陣が使命感を持ってクロスを身体に当て、また最後まで身体を寄せてフリーでのシュートを打たせない。

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