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[MOM4762]大津GK坊野雄大(3年)_チームきっての愛されキャラの躍動!GK転向から2年弱の守護神が「最後まで我慢する」セーブで勝利に貢献!

ゲキサカ / 2024年7月8日 18時53分

 チームでの立ち位置に水を向けると、本人も笑顔を浮かべながらこう話してくれた。「自分は誰かがなんか言ったことに対して、それにダジャレを言ったり、ギャグをやったりして、それでみんながシケる、みたいな感じでやっていますね。そういうキャラがチームに1人は必要かなと思っているので(笑)」。坊野の“シケキャラ”が今年のチームに笑顔を増やしていることも、また間違いなさそうだ。

 もともと入学してきた当初はセンターバックを主戦場に置いていたが、1年時の9月に平岡和徳テクニカルアドバイザーの提案もあって、ゴールキーパーへとコンバート。そこから少しずつ頭角を現し、本格的に挑戦して1年も経っていなかった昨シーズンの夏前から、数多くの名手を生んできた“大津の守護神”の座に就いている、珍しいキャリアの持ち主でもある。

 ゴールキーパーとして臨む初めてのビッグコンペティションだった昨夏のインターハイは、市立船橋高(千葉)と対戦した初戦でPK戦の末に敗退。その悔しさが今でも自身の中に残っていることもあって、今年の夏の全国大会に懸ける想いはとにかく強い。

「去年のインターハイは自分のせいで負けたと思っているので、今年はPK戦になっても自分が止めて勝つという気持ちを、どの試合でも出していきたいですね。あとはプレミアも良い形で折り返せるので、後期も1試合目からからしっかり勝てるように、この前期の流れでやっていければなと思います」。

 独特なキャリアを辿ってきた、独特なキャラクターを合わせ持つ、大津の背番号1。この夏の主役を鮮やかにさらっていく可能性を秘めた、確かな実力と不思議な魅力を、坊野は兼ね備えている。



(取材・文 土屋雅史)
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