1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. サッカー

今と向き合うことで見据えるのは「今じゃない」これからへの進化と成長。名古屋U-18は神村学園との打ち合いを4-2で制す!

ゲキサカ / 2024年7月14日 18時5分

ファインセーブを連発した名古屋グランパスU-18の守護神、GK萩裕陽

 旭日昇天。次の得点は23分。神村学園の最終ラインでのビルドアップが乱れると、前から追っていた大西は隙を突いてボールを奪い、そのままゴールを陥れる。「前から行くという意識があって獲れた点だと思うので、そういうところは良かったですね」(三木監督)。3-0。意外なスコアで前半の45分間は終了する。


「前半の入りで飲水(タイム)までに0-3と。そうなるともう圧倒的にゲームは難しくなりますよね」と有村監督も話した神村学園も、このまま引き下がるわけにはいかない。後半1分。MF徳村楓大(2年)、MF松下永遠(3年)とパスを回し、MF鈴木悠仁(3年)が左足で狙ったシュートはクロスバーを叩くも、決定的なチャンスを創出すると、9分に生まれたゴラッソ。左から大成が入れたクロスを、名和田は反転しながら完璧なトラップで収め、マーカーを振り切って左足でゴールへグサリ。まずは1点を返す。

ゴラッソを沈めた神村学園高のキャプテン、MF名和田我空

 畳みかけるアウェイチーム。12分。右から名和田が上げたクロスに、日高が走り込むも果敢に飛び出した萩がファインセーブ。14分。鈴木を起点に名和田が左へ振り分け、大成が左スミへ打ち込んだシュートは、ここも萩が横っ飛びでセーブ。15分は見応えのある攻防。名和田が蹴った右CKから、こぼれを大成が枠へ収めたシュートは、萩が三たびファインセーブで凌ぐと、今度は名古屋U-18がカウンター。杉浦が単騎で運び、フィニッシュまで持ち込むも、今度は神村学園のGK江田優大(2年)が好セーブで回避。お互いが次の1点への意欲を隠さない。

 22分は神村学園。中盤で前を向いた鈴木が右へ展開。1分前に投入されたばかりのMF佐々木悠太(2年)の丁寧なクロスから、ニアに走った鈴木のヘディングが右スミのゴールネットへ吸い込まれる。「良いボールが悠太から来たので、あとは合わせるだけでした」というボランチが執念の追撃弾。3-2。さらに点差が縮まる。

「後半の飲水(タイム)の時に、3-2だったので『勝ってるよ』と言いました。『じゃあ、どうするの?』というところですよね」(三木監督)。1点差に迫られた名古屋U-18は、守り切ろうというマインドなんて持ち合わせていなかった。31分。左サイドを投入されたばかりのFW神田龍(2年)が仕掛け、さらに杉浦がエリア内へ侵入すると、マーカーに倒されてPKを奪う。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください