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「どうしても勝ちたいという気持ち」を後押しした圧倒的団結力。甲府U-18は大分U-18との激闘を制して最終戦へGS突破の望みを繋ぐ!

ゲキサカ / 2024年7月24日 19時25分

ヴァンフォーレ甲府U-18は粘り強く勝ち切ってGS突破の望みを繋ぐ!

[7.23 クラブユース選手権(U-18)GL第2節 大分U-18 1-2 甲府U-18 ヤンマーフィールド長居]

 1試合目で黒星を突き付けられた両チームの対戦。難しい状況になったのは間違いないけれど、下を向いている暇も、後ろを振り返っている暇もない。目の前の試合を勝つ。絶対に勝つ。チームのために。仲間のために。応援してくれる人たちのために。

「もう後がなかったですけど、『振り返るのは大会が終わってからでいい』という話をみんなでしたので、まずはここで何としても勝って、次の試合に繋げようということで、みんなで一致団結していたと思います」(ヴァンフォーレ甲府U-18・保坂知希)。

 生き残りを懸けたシビアな70分間は超激闘!第48回 日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会は23日にグループステージ2日目が行われ、ヤンマーフィールド長居でグループHの大分トリニータU-18(九州2)とヴァンフォーレ甲府U-18(関東8)が対峙した一戦は、FW大倉彪真(3年)とFW太田創大(2年)のゴールで2点を先行した甲府U-18が、大分U-18の反撃をMF小野誠竜(3年)のPKによる1点に抑え、逃げ切りに成功。貴重な勝ち点3をもぎ取っている。


「前半は両チームとも結構蹴り合いというか、タフな展開になったんですけど、あまり自分たちのボールを作れなくて、我慢する時間が長かったと思います」と甲府U-18のキャプテンを務めるMF横森日々生(3年)も振り返ったように、序盤は大分U-18が高い出力でゲームリズムを引き寄せる。6分には10番を背負うMF近藤陽稀(3年)がクロスバー直撃のシュートを放てば、13分にも近藤のパスからMF廣瀬拓也(3年)が枠内へコントロールシュート。ここは甲府U-18のGK宮下翔(3年)がファインセーブで応酬したものの、続けて惜しいシーンを作り出す。

 一方の甲府U-18は「ある程度相手に自由にされたところはあったんですけど、ギリギリのところで対応できていたと思います」と内田一夫監督も言及した通り、横森とDF日野原十矢(2年)のセンターバックコンビを中心に、少しずつ良い守備から落ち着きを取り戻すと、右のMF保坂知希(3年)、左のMF濱野哉太(3年)と両サイドハーフをアクセントに踏み込むアクセル。19分には濱野が縦に差し込み、斜めに入ってきた保坂のシュートは枠の左へ外れるも好トライ。22分にも大倉のパスを太田がヒールで残し、MF望月隼汰(3年)が叩いたシュートは大分U-18のGK平野稜太(2年)にキャッチされるも、悪くないアタックを。拮抗した最初の35分間はスコアレスで推移する。

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