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4ゴールを集めた「奇跡の15分間」で手繰り寄せたGS突破!川崎F U-18は鳥栖U-18との決戦を制してベスト8進出!

ゲキサカ / 2024年7月26日 13時6分

川崎フロンターレU-18は15分間に4ゴールを集めて堂々のグループステージ突破!

[7.25 クラブユース選手権(U-18)GL第3節 川崎F U-18 4-0 鳥栖U-18 ロード宮城総合運動場 陸上競技場]

 刻々と変わるグループステージ突破の条件。勝利するのはもちろん、必要な得点数もどんどん増えていく中で、一度スイッチが入った若き水色の戦士たちは、もう止まらない。前へ、前へ。ゴールへ、ゴールへ。一気呵成。疾風怒濤。まるで嵐のように攻めまくった試合が終わった時、彼らは自分たちが次の試合を戦う権利を、逞しく手にしたことに気付く。

「こんな勝ち方は初めてです。選手たちは私が思っている以上にできますし、こういう試合を見せてもらって、彼らの“のびしろ”を私自身が止めてはいけないなと思いましたね。彼らはもっとできると、今日のゲームを見て、改めて思いました」(川崎フロンターレU-18・長橋康弘監督)

 わずか15分間で奪った4ゴールが手繰り寄せた奇跡。第48回 日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会は25日にグループステージ3日目が行われ、ロード宮城総合運動場 陸上競技場でグループBの川崎フロンターレU-18(関東4)とサガン鳥栖U-18(九州4)が激突した一戦は、試合終盤に得点を重ねた川崎F U-18が4-0で快勝。勝ち点で並んだヴィッセル神戸U-18(関西2)を得失点差で上回り、準々決勝進出を決めている。


 天候不順の影響で、当初の予定からスケジュールも含めて、いくつかの変更を余儀なくされた今大会の群馬ラウンド。グループBも22日に開催されるはずだった初戦が中止となったことで、その試合は本来休息日だった24日にスライド。23日、24日、25日と3連戦を強いられることになる。

 グループ自体は2試合を終えた段階で、4チームが勝ち点3で並ぶ大混戦。1位・鳥栖U-18(得失点差+1、総得点4)、2位・神戸U-18(得失点差0、総得点3)、3位・川崎F U-18(得失点差0、総得点2)、4位・ブラウブリッツ秋田U-18(東北2/得失点差-1、総得点2)のすべてが突破の可能性を有した形で、この日を迎えていた。

 一昨シーズンはプレミアリーグファイナルでも激突した川崎F U-18と鳥栖U-18のビッグマッチ。「今日は試合前から『他会場の結果もあると思うけど、まずは自分たちの目の前の試合に集中しよう』ということと、『得点を獲れるだけ獲る』という想いはみんなの中にありました」と川崎F U-18のキャプテンを務めるDF土屋櫂大(3年)が話したように、どちらのチームも『できるだけ多く得点を奪って勝つ』という前提を携えて、キックオフの笛を聞く。

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