1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. サッカー

後半アディショナルタイムの勝ち越し弾で執念の逆転GS突破!大宮U18は磐田U-18との超激闘を制してベスト8進出!

ゲキサカ / 2024年7月27日 9時41分


 ゲームは立ち上がりから磐田U-18が攻勢に打って出る。ピッチコンディションもあり、ドイスボランチのMF森力介(3年)とMF川合徳孟(3年)のシンプルな配球からチャンスを創出。前半7分には川合の左CKから、こぼれを狙ったFW山本将太(3年)のシュートはわずかにクロスバーの上へ。27分にも森、川合と繋いで、FW河合優希(3年)のシュートは大宮U18のGK清水飛来(3年)が丁寧にキャッチ。さらに31分にはGK飯田恵然(3年)のキックにMF石塚蓮歩(2年)が競り勝ち、抜け出した河合のシュートも清水のファインセーブに阻まれるも、得点への意欲を膨らませていく。

 ところが、大宮U18は前半のファーストシュートで成果を引き寄せる。35+2分。MF神田泰斗(1年)が蹴り込んだ右CKの流れから、左サイドでMF菊浪涼生(3年)は完璧なスルーパス。走ったDF茂木祐弥(3年)のグラウンダークロスに、飛び込んできたMF斎藤滉生(2年)のシュートが鮮やかにゴールネットを揺らす。文字通り“1本中の1本”を生かした高い集中力。大宮U18が1点のアドバンテージを握って、最初の35分間は終了した。

MF斎藤滉生(20番)のゴールで大宮U18が先制!

 後半に入ると、輝いたのはサックスブルーの背番号9。後半6分。飯田のキックを起点に石塚が粘って残すと、こぼれを拾った山本はエリア外から躊躇なく左足一閃。右スミに飛んだ軌道は、そのままゴールネットを貫く。1-1。この時点で、もう一方の会場は0-0だったため、このまま行けば磐田U-18のグループステージ突破が決まる。

FW山本将太のファインゴールで磐田U-18が同点に追い付く!

 どうしても1点が欲しい大宮U18の丹野友輔監督は決断する。「もう点を獲りに行くと考えた時に、『外に人がいるより、中にいた方がいいな』と思って、3-4-3でやっていたのを3-5-2に変えました」。前線に磯崎とFW野口蒼流(2年)を並べ、中盤の形も変更。高さのある2トップを生かしつつ、エリア付近までは迫るものの、最後の一手は許してもらえない。

 むしろ後半も手数は磐田U-18が多く繰り出す。15分に右サイドを抜け出した山本のシュートは、懸命に戻った斎藤が身体でブロック。29分にもDF後藤翔吾(3年)の左クロスから、収めたFW持永藍雅(2年)のシュートは清水がキャッチしたものの、2点目の香りは間違いなく磐田U-18が漂わせていた。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください