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「うるさいぐらいの明るさ」がポジティブに呼び込んだ劇的勝利!前年度4強の国見は後半AT弾で山梨学院を振り切って3回戦へ!

ゲキサカ / 2024年7月28日 21時46分

国見高は後半アディショナルタイムの劇的決勝弾で3回戦へ!

[7.28 インターハイ2回戦 国見高 2-1 山梨学院高 アロハフィールド]

 久々に全国の4強まで駆け上がった昨夏の経験は、確かに彼らの中に息衝いている。もともと持っている力に、トーナメント特有の勝ちながら得られる成長をプラスすることで、自分たちの想像をも超えるようなプレーが出てくると、もう身を持って知っているのだ。

「去年のチームを見た中で1つ経験として言えるのは、1試合1試合強くなって、逞しくなっていくチームが、トーナメントを乗り越えるのかなと。もちろん日本一という大きな目標を彼らは持っているんですけど、そこに行くための1試合1試合での成長というのが必要不可欠だなと思います」(国見高・木藤健太監督)

 土壇場でのスーパーミドルで2回戦突破!令和6年度全国高校総体(インターハイ)男子サッカー競技は28日に2回戦を行い、前年度ベスト4の国見高(長崎)と山梨学院高(山梨)が対峙した一戦は、後半アディショナルタイムにDF野尻慎之助(3年)が決勝点を叩き出した国見が、苦しみながらも次のラウンドへと勝ち上がっている。


 日本一の経験校同士がぶつかった好カードは、序盤からお互いが果敢に攻め合う展開に。前半6分は山梨学院。MF関口翔吾(3年)が右へ振り分け、FW小河原瑛太(3年)の折り返しにFW関塚力登(3年)が枠へ収めたシュートは、国見のGK松本優星(3年)が懸命にキャッチ。14分は国見。左サイドへの展開からDF古川聖來(3年)が上げたクロスに、飛び込んだMF門崎健一(3年)がシュートを放つと、ここは山梨学院のGK板倉一心(3年)がファインセーブ。際どいシーンを作り合う。

 すると、16分にスコアが動く。シンプルなフィードに走った門崎は、ディフェンスラインが一瞬乱れた隙を見逃さずにボールを収めると、飛び出したGKを確実にかわして、無人のゴールへシュートを流し込む。「本当に良い時間帯で相手の隙を突いてくれましたね」とは木藤健太監督。まずは国見が1点のアドバンテージを握る。

 以降は「結構ボールを持てて、相手コートで“国見らしいサッカー”ができていたと思います」と野尻が話したように、ボランチに入ったMF切封海音(3年)とMF山口大輝(3年)を軸に、テンポ良くパスを動かしていく国見ペース。21分にはMF江藤呂生(3年)の右クロスにFW西山蒔人(3年)が合わせたヘディングは右ポストにヒット。32分にも野尻の右クロスから、切封が右へ流し、MF原田高虎(2年)のフィニッシュは枠を越えたものの好トライ。前半は国見が1点をリードして、ハーフタイムへ折り返す。

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