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東山に“らしさ”消されるも…。諦めずに攻めた静岡学園が後半ラストプレーで追いつき、守護神大活躍のPK戦で勝利!

ゲキサカ / 2024年7月28日 22時17分

静岡学園高がPK戦を制し、3回戦進出

[7.28 インターハイ2回戦 東山高 1-1(PK2-3)静岡学園高 JヴィレッジP2]

 静学が執念の勝利でベスト16入り――。令和6年度全国高校総体(インターハイ)男子サッカー競技(福島)2回戦が行われ、東山高(京都)と静岡学園高(静岡学園)が対戦。1-1で突入したPK戦の末、静岡学園が3-2で勝った。静岡学園は30日の3回戦で日章学園高(宮崎)と戦う。

 70分間、ほぼ東山ペースと言えるような展開。静岡学園は相手のハイプレスに苦戦し、シュートゼロの時間が続いたが、最後まで諦めなかった。後半ラストプレーで“静学らしく”ドリブルから同点ゴール。そして、這い上がってきた守護神のPK戦での大活躍によって、3回戦への切符を勝ち取った。
静岡学園が3回戦進出 
 東山は今年の近畿高校新人大会王者で、プリンスリーグ関西2部では開幕7連勝を飾るなど力のあるチームだ。1回戦は高川学園高(山口)に1-0で勝利。2回戦はGKが麻生太朗(1年)、DF沖村大也(3年)、上山泰智(2年)、津崎翔也(3年)、中山和奏(3年)、MF古川清一朗(3年、善積甲知(2年)、辻綸太郎主将(3年)、井上慧(3年)、FW 小西凌介(3年)、山下ハル(3年)の11名が先発した。

 一方の静岡学園はプレミアリーグWESTで苦しい序盤戦も徐々に立て直して現在9位。今大会初戦では、プリンスリーグ関西1部で無敗首位の興國高(大阪1)に逆転勝ちしている。この2回戦は、怪我明けから間のない注目右SB野田裕人主将(3年)がコンディション面を考慮して欠場。GK野口晟斗(3年)、DF山内星之介(3年)、関戸海凪(3年)、岩田琉唯(3年)、望月就王(3年)、MF篠塚怜音(2年)、堀川隼(3年)、加藤佑基(3年)、池田双葉(3年)、天野太陽(3年)、FW大木悠羽(3年)の11人で強豪対決に臨んだ。

 序盤から東山がプッシュ。縦に速い攻撃によって敵陣深い位置でスローインを獲得し、沖村が低弾道のロングスローをゴール前に入れる。開始4分間で2度のチャンスを作り出すと、その運動量、連動した守備で静岡学園のビルドアップを制限して見せる。

「中盤をとにかくもう圧縮して、(静岡学園の)やりたいことをやらせないである程度やってたのは良かったかなと思います」と福重良一監督。ビルドアップの起点である両サイドバックのところで“ハメられた”静岡学園は、自然とロングボールが増え、相手に渡してしまっていた。

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