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3回戦も6-0!神村学園が青森山田の得点記録を上回るペースの3戦21得点、無失点で準々決勝進出!

ゲキサカ / 2024年7月30日 21時21分

前半2分、神村学園高DF新垣陽盛が先制点を喜ぶ

[7.30 総体3回戦 神村学園高 6-0 仙台育英高 JヴィレッジP2]

 3試合で計21得点、無失点。神村学園が1大会の得点記録を更新するペースで勝ち進んでいる。30日、令和6年度全国高校総体(インターハイ)男子サッカー競技(福島)3回戦が行われ、神村学園高(鹿児島)と仙台育英高(宮城)が対戦。神村学園が前半だけで5得点を挙げるなど、6-0で快勝した。

 神村学園は、2021年大会以来となる準々決勝進出。同大会で青森山田高(青森)が記録した30得点が、1大会の最多得点記録となっている。当時、青森山田の3回戦終了時点での得点数は19で、今大会の神村学園はそれ上回るペースだ。インパクトのある得点数に加え、3試合全て無失点。有村圭一郎監督はその守りについても評価していた。

「点数取れてるのもそうですけど、ディフェンスがしっかり粘り強くやって、ゼロで抑えてるっていうのは非常にいいことだなと思うので、切り替えの部分と最後やらせない部分とか、そういうのをもう一度ミーティングで落として、明日からも臨みたいと思います」と語った。

 神村学園は期待の2年生FW日高元(U-17日本高校選抜候補)が怪我で欠場中。GK江田優大(2年)、DF黒木涼我(3年)、新垣陽盛(3年、U-17日本高校選抜)、中野陽斗(2年)、MF鈴木悠仁(3年、U-17日本高校選抜)、吉田唯竜(3年)、大成健人(3年、U-17日本高校選抜候補)、松下永遠(3年)、FW徳村楓大(2年)、金城蓮央(3年、23年U-17日本高校選抜)、ゲーム主将の名和田我空(3年、日本高校選抜、U-19日本代表)の11人が先発としてピッチに立った。

 一方の仙台育英は、1、2回戦ともに1-0で勝利。インターハイでの2勝は2014年大会以来だ。1978年大会以来の8強入りをかけた3回戦の先発は、GK小川陽海(2年)、DF渡邊留唯主将(3年)、安藤柔(3年)、工藤天(3年)、佐藤杜羽(3年)、MF中西大晴(3年)、佐々木颯太(3年)、大津嘉一(3年)、石川真斗(2年)、FW河野宗眞(3年)、黒葛原結天(3年)の11人だった。

 神村学園は開始5分の2得点で相手を呑み込んだ。前半2分、セットプレーの流れから左の大成がライナー性のクロス。これをファーサイドの新垣が頭で逆サイドのネットへ押し込んだ。さらに5分、中央で相手DFと入れ替わった金城が一気に前進。左でサポートした名和田へパスが通り、エースは難なく左足で2点目のゴールを決めた。
前半2分、神村学園DF新垣陽盛が先制ヘッド電光石火の先制点前半5分、神村学園はエースFW名和田我空が左足で3試合連続のゴールわずか5分で2点リード
 神村学園はその後も相手を圧倒する。仙台育英の城福敬監督が、「ウチはこう守っても、クリアしたらその後立ち止まって、攻守の切り替えで間に休憩が入るんですよね。その辺りがもう、まるで違う」と分析したように、神村学園は攻守の切り替えの速さで大きな差を生み出していた。

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