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安定したメンタルで驚異の5試合連続完封勝利を達成!「今を大事にする」G大阪ユースは名古屋U-18を撃破してチーム17年ぶりの大会連覇に王手!

ゲキサカ / 2024年7月30日 20時30分

逞しく勝利を収めたガンバ大阪ユースは大会連覇に王手!

[7.29 クラブユース選手権(U-18)準決勝 名古屋U-18 0-2 G大阪ユース 味の素フィールド西が丘]

 ここまで全試合で無失点勝利を挙げているとか、連覇まであと1勝だとか、それが注目されることはもちろんわかっているけれど、自分たちが意識すべきはそういうことではない。日常から重ねてきたやるべきことを、とにかくやり切ること。それ以外に勝利を手繰り寄せる方法はないと、若き青黒の戦士たちは十分に理解している。

「選手たちが今やるべきことをやれば、結果は付いてくると思いますね。結果はどうなろうとやってきたことをやるだけで、それ以上のことはできないですし、それを全部出し切る、やり切ることが大事だと思います」(ガンバ大阪ユース・町中大輔監督)

 焦らず、騒がず、後半の2ゴールでファイナル進出!第48回 日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会は29日に準決勝が行われ、味の素フィールド西が丘で名古屋グランパスU-18(東海1)とガンバ大阪ユース(関西1)が対峙した一戦は、後半にFW天野悠斗(3年)とMF大倉慎平(3年)がゴールをマークしたG大阪ユースが2-0で勝利。大会連覇に王手を掛けている。


 決勝への挑戦権の懸かったセミファイナル。「非常に名古屋も強かったので、なかなかウチのサッカーをやらせてくれなかったですね」とG大阪ユースを率いる町中大輔監督も言及した前半は、お互いがやや慎重な形で立ち上がる。

 名古屋U-18は長いボールを使って、前線のFW大西利都(2年)の推進力を生かしつつ、FW杉浦駿吾(3年)やボランチのMF松嶋好誠(3年)が二次攻撃に加わり、狙うテンポアップ。一方のG大阪ユースはMF長田叶羽(3年)とMF山本天翔(2年)のドイスボランチがボールを動かしながら、天野やMF當野泰生(2年)は単騎で仕掛け、フィニッシュへのタイミングをじっくりと窺う。

 前半16分はG大阪ユース。最終ラインから持ち上がったキャプテンのDF古河幹太(3年)がスルーパスを通し、走ったFW中積爲(2年)が狙ったシュートは飛び出した名古屋U-18のGK萩裕陽(2年)がファインセーブ。この日発表されたU-17日本代表に選出されたアタッカーと守護神が、お互いに持ち味を発揮する。


 30分はG大阪ユース。中積のパスからMF森田将光(3年)が積極的に打ち切ったシュートはクロスバーの上へ。39分は名古屋U-18。杉浦が丁寧に付け、大西がミドルレンジから枠へ収めたシュートは、「失点するイメージが湧かないので、みんな良いイメージでやれているのかなと思います」と口にしたG大阪ユースのGK荒木琉偉(2年)がファインセーブで回避。最初の40分間はスコアレスで推移する。

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