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S・ランス相手に異彩放った町田22歳DF望月ヘンリー海輝「明確な目標ができた」…先輩・中村敬斗も驚く“覚醒”、19歳の相手SBから受けた衝撃

ゲキサカ / 2024年8月1日 19時0分

MF中村敬斗とマッチアップしたDF望月ヘンリー海輝(写真右)

[7.31 国際親善試合 町田 0-2 スタッド・ランス Gスタ]

 はるか先を進んできた先輩との、念願のマッチアップが実現した。FC町田ゼルビアの大卒ルーキーDF望月ヘンリー海輝は、スタッド・ランスMF中村敬斗と三菱養和ユースSC時代のチームメート。31日の国際親善試合では望月が右SB、中村が左ウイングで真っ向から対峙し、運命の巡り合わせを楽しんでいた。

「スタッド・ランスとやるのを知ってからマッチアップしたいなとずっと思っていた。スタメンでマッチアップすることができたので純粋に嬉しかった。僕の印象では高校でもずっと無双していたし、それをどの舞台でもやっている印象がある。当時の姿をイメージしながら彼を止めたいなと思いながらやっていました」(望月)

 直接のマッチアップでは、世界で戦う先輩の凄さも痛感。前半18分、ドリブル突破を仕掛けてきた中村の鋭い切り返しに対し、望月はシュートを警戒するあまりに縦突破を許していた。

「高校の時からすごくシュートが上手い印象があって、カットインからのシュートは警戒していた。カットインすると思ったら縦に行かれて、裏の裏を突かれるプレーをされたので難しかったです」(望月)

 しかし、ただ抜かれるだけで終わらないのも、ルーキーの望月が今季の町田で重宝されている理由だ。引き離されそうになった場面でも持ち前のスピードで食らいつき、フリーでクロスやシュートを打たれるような形はなし。約70分間のプレータイムで自身のサイドから失点を許すこともなかった。

 そんな望月との駆け引きについて試合後、中村に聞くと、何よりも再会への喜びが大きかったようだ。

「楽しかったですね。懐かしい感じで。同じチームで紅白戦でやっていたのを覚えているんですけど、(192cmで)めっちゃデカくなってましたね」(中村)

 U-17W杯に出場するなど世代のエリートコースを歩み、高校2年生でガンバ大阪に加入した中村とは対照的に、望月はU-18日本代表候補の招集歴こそあるものの、日の目を浴びてきた立場ではない。だからこそ、国士舘大卒1年目というタイミングでのブレイクには、旧知の関係ならではの感慨があったようだ。

「めっちゃ覚醒したんだなと。養和で右サイドバックをやっていたイメージがあるけど、僕は高2でプロに行ったのでわからないけど、高1からガンガン絡んでいたイメージではなかったので、たぶん高2、高3からですよね」。そう満面の笑みで振り返った中村は「デカかったので、リーグアンでやっているイメージでした」と“世界基準”からの賛辞も送っていた。

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