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驚異の大会通算6アシストを記録した超攻撃的右サイドバック。川崎F U-18DF柴田翔太郎が携え直したタイトル獲得への覚悟

ゲキサカ / 2024年8月2日 9時30分

長橋康弘監督が激闘を戦い抜いた選手たちを労う

 取材エリアに現れた柴田は、しっかりと前を見据えて言葉を紡いでいく。「優勝しようということで今日ここに来て、群馬という厳しい環境を乗り越えてきて、本当に最後に勝つだけだったので、本当にただただ勝ちたかったという気持ちだけです」。どうしても滲み出る悔しさは隠し切れない。

 いつでも、どこでも、彼らに声援を送り続けているサポーターへの感謝も口を衝く。「今日は平日でお仕事がある中で、こんなに多くの人に足を運んでもらって、自分たちの試合を後押ししてくれて、本当に感謝しかないです。試合前のチャントが始まった時に、本当に鳥肌が立ちましたし、このサポーターの前で日本一になりたいと思って試合に入りましたけど、それが成し遂げられなくて残念ですし、申し訳ない気持ちでいっぱいです」。

 このチームでプレーできるのも、あと4か月あまり。彼らにはまだ大きなタイトル獲得の可能性が残されている。柴田の視線も、もうそこに向けられている。

「本当に今は悔しさしか残っていないですけど、自信というのは少なからずみんな持てたと思いますし、最後にプレミアのタイトルを獲るチャンスが残っているので、しっかり再開までにリフレッシュして、もう1回チームとして1つになって、そこに突っ走っていきたいなと思っています」。

 今度こそ、必ず、絶対に。最高の仲間と、最高の指揮官と、最高の笑顔で喜び合うため、柴田翔太郎はこれからもサイドを駆け上がり続け、チームにゴールの歓喜をもたらし続ける。



(取材・文 土屋雅史)
●第48回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)特集

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