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[関東]親友・松木玖生の海外移籍も大きな刺激に。苦悩の2年間を過ごしてきた東海大DF丸山大和に漂う「3年目のブレイク」の予感

ゲキサカ / 2024年8月19日 11時59分


 青森山田高時代は松木玖生(ギョズテペ/トルコ)や宇野禅斗(清水エスパルス)らとともに高校年代三冠を達成。インターハイでも高校選手権でも決勝で得点を挙げるなど、ゴールも奪えるセンターバックとして大いに名を馳せた丸山だったが、大学入学後の2年は率直に言って思い描いたような時間は過ごせなかった。

「最初は1年目から試合に出るつもりで大学に入ったんですけど、1年目も2年目もケガが多くて、サッカーができない悔しさを味わってきた中で、やっと今年安定して試合に出られるようになってきたので、まずはそこに嬉しい気持ちがありますね。ケガから復帰してもまたすぐケガしてしまったり、ほとんど痛みを抱えながらやっていたので、試合に出られるありがたみを毎試合毎試合噛み締めて、ピッチに立つようにしています」。

 ようやく掴み始めているコンスタントな出場機会。試合に出ているからこそ、自身の成長と課題も改めて実感している。「高校の時は下でパスを繋ぐことをそこまで意識してプレーしていなかったので、足元で止めて蹴るところを意識的に練習から取り組んでいくことで、そこも少しは身に付いたかなと思います。でも、まだパスを転がすところで浮いてしまったり、判断のところも悪いので、まだまだ練習を積み重ねていかないといけないなと思います」。

「あとは正直まだそんなに試合自体に勝てていないので、ディフェンスとしてチームを勝たせられる選手になるという意味では、失点を防いだり、自分の武器のヘディングで得点を獲ったりしたいですね。高校の時はアレだけ点を獲っていたこともあって、今の得点数(3得点)には満足していないので、守備の面も攻撃の面ももっとレベルアップしていかなくてはいけないと、ずっと思っています」。目指すは攻守でチームを勝たせられる選手。そのためにもすべてのレベルアップを自分に課している。



 高校時代からの親友でもある松木が海外移籍を果たしたことも、丸山には小さくない刺激になっているという。「玖生とはゴハンも行ったり、プライベートでも話したりしていたので、凄く刺激にはなりますね。ずっと仲良くやってきたので、ちょっと日本にいないのは寂しいですけど(笑)、高校時代のチームメイトがああやって活躍するのは嬉しいですよ。高校からずっと僕らの先頭に立ってやっていた選手なので、同年代としてアレだけレベルアップしているのを見ると、自分ももっとできるなとは思います」。

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