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U-18日本代表はSBSカップ全3試合で0-0。最終戦でアルゼンチンにPK戦勝利も80分勝利の優勝条件をクリアできず、準Vに

ゲキサカ / 2024年8月26日 19時14分

 ハーフタイムに南とMF嶋本悠大(大津高)を入れ替え、大谷が右サイドへ。後半、パスを出した後の動きや3人目の動きが増加した日本は10分、嶋本が右中間へ抜け出し、そこへ永野のスルーパスが通る。嶋本の正確な折り返しをワッドが右足ダイレクトで狙うが、決定的な一撃は枠を外れた。
アルゼンチンは強度の高い攻守
 13分には自陣でボールを失い、ピンチになりかけたが、大川がインターセプト。幾度か速攻を受けていたが、日本は切り替えの速い守りを継続する。また、今大会抜群の動きを見せていた土屋を中心としたDFライン、GK内山も安定。今大会無失点の守りを支えに1点を狙う。18分に斉藤を右SB柴田翔太郎(川崎F U-18)と代え、23分には永野を左WB池間叶(名古屋U-18)へ入れ替えて土屋、大川、布施の3バック、山本をアンカーに置く3-5-2システムへ移行した。

 日本は投入直後の池間がすぐにクロスへ持ち込んだほか、27分には右WB柴田が右タッチライン際で縦へ仕掛けてクロス。これをワッドが頭で合わせるが、わずかにクロスバー上方へ外れた。攻撃を加速させたい日本は28分に大谷と神代をMF天野悠斗(G大阪ユース)とFW安野匠(帝京長岡高)へスイッチ。安野のスピード、クロスや天野のキープ力も活かして攻めようとするが、なかなかアルゼンチンゴールを脅かすことができず、またセカンドボールを拾われて押し返されてしまう。
後半27分、右WB柴田翔太郎(川崎F U-18)が縦突破からクロスFWワッド・モハメッド・サディキ(柏U-18)が決定的なヘッドも枠上へ
 アルゼンチンの選手が狡猾に時計の針を進める中、後半35分頃からは“ゲリラ豪雨”のような大雨。日本は6分間のアディショナルタイム突入後、山本を最終ラインへ下げ、土屋を前線へ上げる形でパワープレーを試みる。ポゼッションからロングボールを交えて攻めるも、シュートシーンを増やせないまま後半終了の笛。この時点でアルゼンチンの優勝が決まり、その選手たちはガッツポーズや歓声を上げて優勝を喜んだ。
後半35分からは“ゲリラ豪雨”0-0で前後半を終え、アルゼンチンの優勝が確定
 日本は2013年以来となる優勝とU-19日本代表への個人昇格を掲げてSBSカップに臨んだが、優勝を逃す結果に。船越監督は「アルゼンチンというのはこういう文化の国で、本当に勝負にこだわって、こういうこともしてくるかも分からないっていうところまでしっかり伝えていたものの、 やっぱり相手の術中にはまったというか、もうそれは本当に否めないなっていうところです。『いい経験だったでは終わらせられない』のかなっていうのは感じています」と残念がる。

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