U-18日本代表はSBSカップ全3試合で0-0。最終戦でアルゼンチンにPK戦勝利も80分勝利の優勝条件をクリアできず、準Vに
ゲキサカ / 2024年8月26日 19時14分
勝敗をつけるため、試合はPK戦へ。切り替えて臨んだ日本は1人目のワッドから山本、柴田、安野、布施、天野、嶋本と7人連続で成功する。最後はGK内山が相手の7人目のキックを足で止め、アルゼンチンの全勝優勝を阻止。内山を中心に、強豪からの勝利を素直に喜んだ。
チーム一丸となって勝利へ日本は気持ちを切り替えてPK戦に臨んだPK戦7人目、GK内山翔太(新潟U-18)がストップ勝利を決めた
今回、日本は静岡で約一週間の合宿を行い、アジアのライバル・韓国やアルゼンチンと対戦。船越監督は「本当に個人のところをベースに今回の合宿は見て、それが本当に世界とやった時にできるのかどうなのかっていうのを見極めるいい機会」とし、「新しい発見もあった」「(ユース年代のリーグ戦などで良いと言われるプレーが本当に良いプレーなのか、)ある一定の世界基準という基準を知れたってことは成果かもしれないです」と語る。
その上で課題として、「得点を取らないと勝てないなっていうのはもう1番です。得点を取るっていうところにもっともっとこだわっていかないと」と指摘。また、試合中のシステム変更などの意図を理解し、「もっと適用しないといけないかなと思います」。試合時間が短縮されるほどの雷雨など悪天候が続いたSBSカップ。それに良く適応して無敗で終えたが、ピッチでの適応力は優勝したアルゼンチンとわずかな差となった部分でもある。U-17ワールドカップなどで世界を経験してきた選手も、初招集組も課題を持ち帰り、レベルアップ。また、積み重ねて必ずアジアや世界で勝つチーム、個になる。
PK戦勝利に歓喜のU-18日本代表イレブン強豪からの勝利で静岡合宿を終えた優勝を喜ぶアルゼンチンの選手たち
(取材・文 吉田太郎)
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