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【インタビュー】川崎F離脱後に知られざる葛藤も…欧州市場最終日にストーク・シティ移籍のMF瀬古樹「一番はホッとしています」「この2年間が勝負だなと」

ゲキサカ / 2024年9月11日 17時0分

―今回は初の海外移籍ということになりますが、2022年に横浜FCから川崎Fへの移籍を経験しています。その時の経験も活かせると感じますか。出場機会に苦しんだ時期もあったと思います。
「もちろん選手なので常に試合に出られるのが一番良いことだと思いますが、自分だけではどうにもできないところは出てきます。その意味でこの川崎での経験というのは、試合に出ていようが出ていかなろうが、すごく濃い2年半だったなと思っています。試合に出られないのはなぜか、試合に出ている時はなぜかとなった時、いまのチームの状況だったり、勝っている試合に出ているか、負けている試合に出ているかというのも響いてきますし、そういう経験ができたことが良かったなと。横浜FCにいた頃から心の変化があって競争したいと思って川崎に入り、川崎にはその思っていたような環境があって、1年目はもちろん苦労しましたし、2年目と今年も試合に出る出ないという時期がある中で、そういう時間が自分を大きくしてくれると思っているので、そういう浮き沈みといいますか、出られないことにも出られることにも理由があるし、そこに自分でフォーカスしながら戦った経験は絶対にこの先も活きてくると思います。もしストークに入ってから厳しい時期があったとしても、自分の中で気持ち的に耐性があれば、少し余裕が出てくると思いますし、もしそれで自分が崩れてしまえばシーズンを通して崩れてしまうと思うので、そういった経験は活かせると思います」

―最後に今後のビジョンを聞かせてください。もっと上に行きたいという意思を持って成長曲線に目を向けていると思うのですが、どのようなところに辿り着きたいという目標を持っていますか。
「やっぱりサッカー選手をやっている以上は日本代表を目指したい、W杯に出たいという思いが一番ですが、現実的に年齢を考えると次のW杯が最後のチャンスかもしれないので、その時間軸の中でこの2年間が勝負だなと思っています」

―その2年間を過ごすにあたって、細かいプランを立てるタイプですか。
「細かい計画性はビジョンにはないですね。本当にそうなるかはわかりませんし、そういう計画性を作るタイプではないです。最終的な目標は持っていますが、そこへのアプローチはどんな道でもいいと思っています」

―では新シーズンのことについて。ストークには若い選手が多い中、中堅の選手として結果を求められる部分も大きいと思います。どのような意気込みで新シーズンに臨みますか。
「同じようなポジションのライバルは年齢的に下なので、僕はチャンピオンシップでの経験はありませんが、これまでのキャリアでの経験をこのチームに還元できればと思っています。ただそういう中でも、僕としても新たなチャレンジャーという気持ちでいるので、自分をどれだけ見せられるかだと思います。自分のプレーを評価してもらってとっていただいたと思うので、それを発揮できるように、良い意味で若い選手の勢いを自分が使っていけるようにと思っています」

(インタビュー・文 竹内達也)
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