三ツ沢で奪った「聖地初ゴール」は7年間への感謝の一撃!横浜FCユースFW庄司啓太郎は自らが叩き出す得点でプレミアの頂へと上り詰める!
ゲキサカ / 2024年9月25日 18時30分
[9.23 プレミアリーグEAST第15節 横浜FCユース 3-3 FC東京U-18 ニッパツ三ツ沢球技場]
7年間を過ごしてきたアカデミーラストイヤーとなる、今シーズン最後の“三ツ沢”開催。もちろんどんな試合でもゴールを狙ってはいるけれど、小さい頃から憧れ続けてきたこのピッチで沈めた1点は、やっぱり特別過ぎた。
「自分が三ツ沢のピッチに立つのは、天皇杯の試合も含めて4試合目なんですけど、ここでゴールを決められたというのは自分の中で本当に嬉しいことなので、またここに帰ってきて、また点を決められたらなと思います。メッチャ嬉しかったです!」。
プレミアリーグEASTの首位に堂々と立つ横浜FCユース(神奈川)の9番を託されたセンターフォワード。FW庄司啓太郎(3年=横浜FCジュニアユース出身)が兼ね備えている得点への強い意欲と仲間を助ける献身性は、このチームを常に力強く支えている。
プレミアリーグEAST第15節。横浜FCユースがFC東京U-18(東京)と対峙する一戦の舞台は、ニッパツ三ツ沢球技場。今シーズンからリーグ戦の会場として使用されている“聖地”でプレーすることは、スクールからこのクラブのエンブレムを纏ってきた庄司にとっても、いつだってスペシャルな体験だ。
本人も語っていたように、庄司が三ツ沢のピッチに立つのはこれが4試合目。リーグ戦の青森山田高(青森)戦と流通経済大柏高(千葉)戦に加え、6月の天皇杯2回戦・ヴァンラーレ八戸戦でも延長前半から出場機会を得たが、まだゴールを奪うまでには至っていなかった。
2024年のユースが戦う公式戦としては、この日が三ツ沢のラストゲーム。自ずと気合は入る。それはチームも同様。立ち上がりからゲームリズムを掴んだ横浜FCユースが強める攻勢。そして、29分。9番に絶好の得点機が巡ってくる。
右サイドでFW前田勘太朗(2年)がボールを奪い返し、MF管野心人(2年)は中央へ。上がってきたDF小漉康太(3年)がスルーパスを通すと、チェックの動きから抜け出した庄司のシュートは、左スミのゴールネットへゆっくりと転がり込む。
「自分はちょっと足元、足元となっていた中で、最近は背後に抜ける動きをコーチから言われていて、ずっとやっていたチェックの動きで決められたので、自分が狙っている形ではありました。キーパーがニアに寄っているのはわかりました。自分でもよくわからないですけど、なんか冷静でしたね(笑)」。
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