[関東2部]入部早々に味わった挫折も…法政大MF池端今汰が4年後期で掴んだ出場機会「総じてポジティブな挑戦だった」

　続く同29日の日本体育大戦でも途中出場し、左サイドを奔走して3-1の勝利に貢献した。長い道のりではあったがAチームで出場機会を掴み、自信を失いかけたSBへのコンバートも前向きに振り返ることができる。

「今サイドハーフで試合に出場していて、後ろだったら守備の場面、攻撃だったら仕掛けるところやクロスのところはSBでやったところも活きていると思うので総じてポジティブな挑戦だったのかなと思います」

　法政大での活動期間は残りわずか。すでに就職活動を終えたものの「やっぱりJ3以上でやりたいという気持ちがある」とJリーガーになるための挑戦は続いている。関東大学リーグは「今はもう憧れの舞台というよりやらなければいけない、結果を出さなければいけない舞台だと思っている」と池端。夢を叶えるために結果を出す意欲を示すと、後輩に来季1部でプレーしてもらいたいという思いを示しながらラスト7試合での活躍と1年での1部復帰を誓った。

(取材・文　加藤直岐)
●第98回関東大学リーグ特集