町田浩樹は攻撃で見せ場も…決定力欠いたサンジロワーズは0-0ドローで依然EL未勝利

DF町田浩樹

[10.3 ELリーグフェーズ第2節 サンジロワーズ 0-0 ボデ・グリムト]

　UEFAヨーロッパリーグ(EL)は3日、リーグフェーズ第2節を各地で行い、DF町田浩樹所属のロイヤル・ユニオン・サンジロワーズ(ベルギー)はボデ・グリムト(ノルウェー)と0-0で引き分けた。町田は後半立ち上がりにイエローカードを受けたが、3バックの左でフル出場し、無失点に貢献した。

　試合はホームのサンジロワーズが優勢を保ったが、FWフランジョ・イバノビッチ、FWケビン・ロドリゲスら攻撃陣が決定力を欠き、拮抗した展開に。前半25分にはMFアレッシオ・カストロ・モンテスの左CKに町田が頭で合わせたが、上手くミートすることができず、シュートはゴール右に外れた。

　前半42分には鋭いカウンターにゴール前を崩されると、町田がスライディングに向かったところをかわされ、大ピンチ。だが、FWイェンス・ペッター・ハウゲのシュートはクロスバーを叩き、難を逃れた。

　後半も攻めるサンジロワーズは後半4分、町田が高い位置に攻め込んで鋭いクロスを上げたが、中には合わずに相手にクリアされる。また同6分、町田はFWフィリップ・ツィンカーナーゲルに入れ替わられそうになったところを横から倒し、イエローカードを出された。

　徐々に攻撃志向を強める町田は前半22分、鋭いインナーラップからクロスを上げ切るも、ロドリゲスが目の前に飛んできたボールを頭で合わせ切れず、そのままファーサイドへ。最後まで決定力を欠いたサンジロワーズは無得点に終わり、勝ち点1にとどまった。チームは初戦でフェネルバフチェに1-2で敗れており、1分1敗と未勝利が続いている。
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