[関東]「アルビが一番成長できる」と感じた練習の衝撃と試合の楽しさ。新潟内定の桐蔭横浜大MF笠井佳祐が求め続けるのは自身とチームの確かな結果
ゲキサカ / 2024年10月7日 7時35分
[10.5 関東大学L1部第16節 中央大 1-0 桐蔭横浜大 中央大学多摩キャンパスG]
プロの世界で戦っていくためには、まだまだ足りないものがあることは重々承知している。それでも、白鳥のエンブレムの付いたユニフォームに袖を通して、一度ピッチに立ってしまったからには、もうそれ以前の意識には戻れない。もっと努力して、もっと成長して、いつか必ずビッグスワンのスタンドを、自分のゴールで沸き上がらせてみせる。
「来年のためにも、今年はこのチームでしっかり活躍してからアルビに行きたいなという気持ちがあるので、それをゴールという結果で残せたらいいなと思っていますし、今はなかなか結果として出ていないですけど、もっと自分自身を見つめ直して、もっと成長していかないとなと思います」。
来季からのアルビレックス新潟加入が内定した、中盤より前のポジションであればどこでも高水準にこなせる桐蔭横浜大のナンバー7。MF笠井佳祐(4年=関東一高)はプロの練習参加や公式戦の舞台で味わった高い基準を自らに突き付けながら、とにかく目に見える結果を追い求めていく。
「今日のゲームに負けたのは、決め切るところで決め切れなかった自分のせいだと思います」。終わったばかりの試合を笠井は悔しそうに振り返る。関東大学1部リーグ第16節。中央大のホームグラウンドに乗り込んだ桐蔭横浜大は、前半から押し気味にゲームを進めながらも、ゴールを奪うまでには至らない。
笠井は最前線に入ったFW渡邊啓吾(4年=旭川実高/湘南内定)やシャドーで並んだMF落合遥斗(4年=桐生一高)とスムーズな連携を披露する場面も創出するものの、なかなかフィニッシュは取り切れない中で、後半15分に失点すると、以降はチャンス自体の数も減少していく。
「自分たちが焦って単調な攻撃になってしまって、最後の最後で判断を変えられなかったりもしましたし、良くない流れになってしまったので、やっぱり前線の選手が先に点を獲れなかったのが痛かったですね」(笠井)。
結局、最後までビハインドを跳ね返せずに0-1で敗戦。「今日勝てば上位に食い込めるところで、こういうゲームをモノにできる代は強いですし、今年は真ん中の順位が詰まっていて、なかなか1試合1試合の勝点が大事な中で、勝ちを落としたのは個人としてもチームとしても苦しくはありますけど、下を向いている時間はないので、切り替えて全員でやっていくしかないと思います」。何とか必死に前を向こうとする姿勢が印象的だった。
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