「ラモスさんやカズさんから受け継いだモノ」。OB監督の下で勝負強さを取り戻す! 15戦無敗の東京Vユースが3節残して悲願のプリンスリーグ関東1部制覇!
ゲキサカ / 2024年10月7日 11時43分
[10.6 プリンスリーグ関東1部第15節 東京Vユース 2-1 帝京高 ヴェルディグラウンド]
圧倒的な強さで駆け抜け、歓喜の瞬間を迎えた。
10月6日、U-18高円宮杯プリンスリーグ関東1部が各地で行われ、首位の東京ヴェルディユースは6位の帝京高と対戦。後半開始早々に一度は追い付かれたものの、直後にエースのFW川村楽人(3年)が奪ったゴールを守り切って3試合を残して優勝を決めた。
前節、桐蔭学園に2-0で勝利し、3位までに与えられるプレミアリーグ参入プレーオフの出場権を手にしていた東京Vユース。今節は前日の試合で3位の浦和レッズユースが勝利したため、引き分け以上で自力優勝が決まるなかでキックオフを迎えた。
序盤から主導権を握った東京Vユースは今季の強さを象徴するように、強度の高い守備と自慢のパスワークで相手を圧倒する。
基本陣形は4-2-3-1だが、守備時は最前線のFW土屋光(3年)とトップ下のMF井上寛都(3年)が前に並ぶ形でプレスを敢行。左WGのFW川村、右WGの半場朔人(3年)や、ボランチのMF粕谷晴輝(3年)がうまく連動してミドルゾーンで相手のボールを刈り取る。そこから遅攻と速攻を織り交ぜながら相手ゴールに迫り、9分には土屋のスルーパスに抜け出した井上が、相手GK大橋藍(3年)を冷静に外してネットを揺らした。
30分を過ぎた頃から帝京の反撃を浴びてしまったものの、リーグ最小失点を誇るチームを支えてきた坂巻悠月(3年)、川口和也(3年)のCBコンビが奮戦。ゴール前で身体を張った守備を見せ、相手に得点を許さない。
1-0で迎えた後半は再び主導権を握り返したかに見えたが、4分に一瞬の隙を突かれてしまう。右サイドを突破したMF小林爽人(2年)にクロスを入れられると、ニアサイドでFW土屋裕豊(3年)に合わされて試合を振り出しに戻された。
だが、簡単に崩れないのが今年の東京Vユースの強みだ。気落ちせずに再びゴールを目指すと、直後の7分にエースが大仕事をやってのける。井上が右サイドからインスイングのボールをPA内に入れ、左サイドから中に入ってきた川村が右足を振り抜く。豪快に蹴り込み、優勝に手繰り寄せる一撃を決めた。
以降は攻撃の手を緩めず、後半だけで14本のシュートを見舞った東京Vユース。好機を生かせず、終盤は相手に攻め込まれる時間帯もあったが、ゴール前で決定的な仕事を相手にさせず逃げ切った。
この記事に関連するニュース
-
[MOM4855]東京VユースDF坂巻悠月(3年)_1年次の大怪我を乗り越えて最終ラインに君臨。小柄なファイターが兄も成し遂げられなかったリーグ優勝に貢献!
ゲキサカ / 2024年10月7日 11時53分
-
[プリンスリーグ関東1部]東京Vユースがリーグ制覇!! 開幕から15戦無敗で優勝決定:第15節
ゲキサカ / 2024年10月6日 16時3分
-
[プリンスリーグ関東1部]開幕14戦無敗の東京Vユース、プレミアPO出場権を獲得:第14節
ゲキサカ / 2024年9月29日 19時44分
-
[プリンスリーグ関東1部]開幕から無敗継続の東京Vユース、2位との勝ち点差を11に広げる:第12節
ゲキサカ / 2024年9月16日 16時18分
-
東京Vに変革の波…「アカデミーも変えていこう」 “ミニラ”帰還で一変、漂う名門復活の兆し
FOOTBALL ZONE / 2024年9月15日 8時30分
ランキング
-
1藤田菜七子騎手に通信機器不適切使用報道 JRAは事情聴取へ
スポーツ報知 / 2024年10月9日 16時39分
-
2【柔道】04年アテネ五輪金の塚田真希氏が女子日本代表監督に就任 史上初の女性監督 男子が鈴木氏が続投
スポニチアネックス / 2024年10月9日 16時47分
-
31000億円ですら格安か…大谷翔平がド軍にもたらした恩恵 300万グッズ即完売、店員ウハウハ
Full-Count / 2024年10月9日 17時11分
-
4ロバーツ監督に敵地大ブーイング! マチャド騒動で不穏な空気「憎しみに満ちている」
東スポWEB / 2024年10月9日 16時40分
-
5鷹・田上が希少疾患の発症を公表 会見で涙…3か月静養で寛解も「生きた心地がしない日々」
Full-Count / 2024年10月9日 20時13分
複数ページをまたぐ記事です
記事の最終ページでミッション達成してください