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上手くて戦う集団に。トップの強さからも学ぶ町田ユースが都1部制覇とプリンス関東昇格へ大きな1-0勝利

ゲキサカ / 2024年10月8日 21時48分

FC町田ゼルビアユースは東京都1部リーグ首位で残り4試合へ

[10.6 U-18東京都1部L第15節 駒澤大高 0-1 町田ユース NICHIBUN SAKURA FIELD]
 
 町田ユースが目標達成へ大きな1勝――。6日、高円宮杯 JFA U-18サッカーリーグ2024 東京1部(T1)第15節が行われ、首位・FC町田ゼルビアユースがトップチーム昇格内定のMF真也加チュイ大夢(3年)の決勝点によって、4位・駒澤大高に1-0で勝利。首位を守った。

 町田ユースは2015年に東京都4部リーグ(T4)へ昇格。2019年からT1で戦っているが、リーグ優勝、プリンスリーグ関東プレーオフ(参入戦)進出を果たすことができていない。この日、勝ち点1差の駒大高との大一番を前に、中山貴夫監督から強い言葉で鼓舞された町田ユースは「前半、ちょっと飛ばしすぎかなと思うぐらい、勝とうっていう熱量はあった」と指揮官も驚くような入りを見せた。
優勝を争う上位対決
 町田ユースは立ち上がりから、ボールを保持しながら主導権を握る。10分には左の真也加が縦へ仕掛けてクロス。このこぼれをMF池田太久人(3年)が右足で狙う。18分には、MF林夏生(2年)との連係でFW原櫻太(1年)が右のポケットを突き、ラストパスがゴール前へ。だが、これは駒大高の国体東京都選抜右WB西澤航星(2年)がクリアする。
町田トップチーム昇格のMF真也加チュイ大夢が町田ユースの攻撃を牽引駒大高の右SB西澤航星は対人守備の強さを見せた
 駒大高は5バックを敷き、相手選手を前方に置きながらの守り。それに対し、町田ユースは1ボランチのMF関大翔(2年)が1タッチを交えてパスをさばき、右の霜田晟那主将(3年)、左の佐藤理宇(2年)の両SBを押し出す形でビルドアップする。攻め急がず、バックパス、逆サイドへの展開を繰り返しながら、割って入る隙を狙い続けた。

 だが、駒大高はDF小池俊輔(3年)や西澤らDF陣が抜け出してくる相手を捕まえたほか、前向きなインターセプトから速攻。MF内田龍伊(3年)、MF片本流良(3年)、FW岸本空(3年)の前線3人が力強い動きで攻め上がり、岸本がシュートへ持ち込んで見せる。
駒大高はDF小池俊輔を中心に我慢強い守備
 町田ユースも、「自分はキャプテンとしてそんな上手いって感じのキャラではないんで、声出したり、運動量で負けなかったりっていうのを意識して、身体張ってチーム鼓舞させることを意識しています」という霜田がミドルシュートにチャレンジ。前半43分には池田が右からドリブルでバイタルエリアへ切れ込み、MF武田翔琉(2年)が左前方へラストパスを送る。これに走り込んだ真也加が左足シュート。だが、枠を捉えることができない。
町田ユースを精神面でも引っ張る右SB霜田晟那主将町田ユースはMF池田太久人の突破からチャンスも
 町田ユースは後半5分、切り替えの速さや質の高いキックを見せていたGK末永幹人(2年)のフィードで真也加が左ハイサイドを取ってクロス。これを原が1タッチで狙う。後半、町田ユースはスペースへの動きが増えた真也加とキープ力に秀でた武田、池田とのコンビネーションなどからシュートへ。全体的にアクションをする回数を増やしていたものの、なかなかスコアを動かすことができない。

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