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[プリンスリーグ関東1部]9戦未勝利の前期から積み上げた桐生一がセット2発とタフな守りで後期3勝目。選手権予選へ弾みの1勝

ゲキサカ / 2024年10月13日 8時20分

 この後、鹿島学園はMF木下永愛(2年)とFW中川輝琉(3年)、FW内海心太郎(1年)を投入。桐生一もFW田中翔太(3年)を加えると、DF岩崎零(3年)を送り出して3バックで守りを固める。鹿島学園は文平や右サイドへ移った山本がクロス。また、ロングボールを前線へ入れるが、桐生一は抜群の高さを示した186cmDF原田やGK上杉が立ちはだかる。そのまま2-1で勝利。中村監督は「選手権に向かう最後のゲームとしては最高。(前期の)2分7敗が3勝3敗ならば上出来ですよ」と微笑んでいた。
勝利の瞬間、桐生一GK上杉海晴主将が喜びを爆発させた
 桐生一は2月の県新人戦決勝で宿敵・前橋育英高に2-1で勝利。だが、インターハイ予選は準々決勝で常磐高に競り負けた。シーズン前半はプリンスリーグ関東1部でも苦戦を強いられたが、得点力、粘り強い守備の成長とともに少しずつ勝ち切れるチームへ進化。残留を争う鹿島学園戦の勝利は残り3試合のリーグ戦、選手権へ向けても大きい。ただし、中村監督は「守りの時間を減らしたいチームなので」と語り、どの相手でもボールを保持する時間を長くすること、1本の決定機を決め切る力も求めていた。

 目標は打倒・前橋育英、群馬制覇、そして過去最高成績の全国8強超えだ。原田は「自分たちは選手権で前橋育英に勝って、全国大会に出て、今までの桐生第一高校の歴史の中での 1番高いベスト8っていう壁を乗り越えようって思っているので、歴史を塗り替えれたらいいなって思っています」と語り、佐藤は「全国でベスト8を超えるっていう目標でやっている。(個人としては)ゴールを取るっていうのももちろんなんですけど、チームを勢いづけられるようなプレーやコーチングを見せていけたらいいと思っています」。この日、スタンドのチームメートの後押しを受けて勝利。全員で白星を喜んだ桐生一が、次は選手権予選で2013年度以来となる全国切符獲得に挑む。

(取材・文 吉田太郎)

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