指揮官の「新たなチャレンジ」に応えた3年生の奮闘で怒涛のリーグ戦6連勝!浦和ユースはプレミア昇格までの“5試合”を全速力で駆け抜ける!
ゲキサカ / 2024年10月14日 9時2分
[10.12 プリンスリーグ関東1部第16節 帝京高 1-2 浦和ユース 帝京科学大学千住総合グラウンド]
「今日は新たなチャレンジという部分で、プレーできる3年生は全員使った中で、彼らも出れないなりに本当に苦しみながら頑張っていたので、そういった彼らがどんなプレーをするのか、どこまでできるのかは楽しみにしていましたけど、やっぱりいいものを見せてくれましたし、チームの総合力としても成長しているなというのは感じました」。
浦和レッズユース(埼玉)を率いる平川忠亮監督は試合後、開口一番この試合でトライした“チャレンジ”について教えてくれた。プリンスリーグ関東1部第16節。残り4試合でプレミアリーグプレーオフ出場圏内の3位に付けている中、前半戦は敗れた帝京高(東京)と対峙する90分間。チームの命運は3年生に託されたのだ。
もちろん背景にはチーム事情も滲む。2日後にアウェイでモンテディオ山形ユースと対峙するJユースカップの2nd ROUNDが開催されるため、その試合の出場資格のある1年生と2年生のコンディションを考慮する必要があった。だが、“中1日”での試合は年末の大勝負へ向けたシミュレーションの側面も持っている。
「我々は去年広島に行って悔しい想いをしたけれど、広島に行くことではなくて、その先を見据えるという意味では、このプリンスをやって、Jユースという中1日のスケジュールを考えると、広島ではまたこのスケジュールで戦わないといけないので、全員がチームとして機能していかないといけないという部分では、『広島に行って結果を残す意味でも、この2試合は大事だよ』と話しました」(平川監督)
昨年末のプレミアリーグプレーオフでは、1回戦で5-5と打ち合う徳島ヴォルティスユースとの超激闘をPK戦で制したものの、2回戦で帝京長岡高に惜敗し、昇格を逃した経緯を受け、今季の彼らの最大の目標は『広島で2つ勝つこと』。そこからの逆算という意味でも、このタイトなスケジュールに指揮官は確かな意味を持たせ、選手たちに提示した。
もちろん3年生たちも燃えないはずがない。「個人的にも『絶対にこの3年生で勝ちたい』と思いましたし、普段出られていない人もいる中で、この3年生で勝って実力を見せたいというのもありましたね。『勝ちたい』という気持ちは全員が持っていたと思います」。チームのムードメーカーでもあり、後期に入ってから先発出場の続くGK吉澤匠真(3年)はそう語る。スタメンに9人の3年生が名前を連ねた勝負の一戦は、17時ちょうどにキックオフの笛が吹き鳴らされる。
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