1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. サッカー

187センチの長身レフティが心のど真ん中に据えるのは「常に感謝」。鹿島ユースDF土橋竜之介は貴重な先制弾で勝利の一翼を担う!

ゲキサカ / 2024年10月14日 21時51分

高いポテンシャルを秘める鹿島アントラーズユースDF土橋竜之介(3年=鹿島アントラーズつくばジュニアユース出身)

[10.13 プレミアリーグEAST第18節 FC東京U-18 0-2 鹿島ユース 東京ガス武蔵野苑多目的グランド]

 この舞台で戦うことが自分たちにもたらす成長は、ここまでの半年近い時間でとにかく強烈に実感してきた。だからこそ、それを後輩たちに一番良い形で残してあげたい。今年のチームを支えるべき3年生として、試合のメンバーに選ばれているプレーヤーとして。

「ここでやれたら絶対に上手くなるというのはもう全員が感じているので、目指すのはもちろん優勝なんですけど、後輩にもずっとプレミアでやらせてあげるというのも目標ですし、鹿島が今後もっと強くなっていくためにも、このプレミアの舞台で戦うことは大事だと思うので、そこに向けて3年生も責任を持って戦えていると思います」。

 恵まれた体躯に抜群のポテンシャルを宿している、鹿島アントラーズユース(茨城)のレフティセンターバック。DF土橋竜之介(3年=鹿島アントラーズつくばジュニアユース出身)の今シーズン2点目となる先制弾が、チームに大きな勝点3を力強くもたらした。


「今日は代表組がいないということで、普段あまり出ていない人も出ている中で、監督も『総力戦だ』と言っていて、ここで勝てないと横浜FCに離されるところもあるので、優勝に向けて絶対に勝たないといけないゲームでした」。

 土橋は今節の重要性をそう口にする。プレミアリーグEAST第18節。FC東京U-18(東京)のホームに乗り込む一戦は、U-18日本代表のスペイン遠征に招集されたキャプテンのDF佐藤海宏(3年)、ディフェンスリーダーのDF大川佑梧(2年)、既にJ1でもゴールを決めているFW徳田誉(3年)が欠場。さらに来季のトップチーム昇格が内定しているDF松本遥翔(3年)とチームトップスコアラーのFW吉田湊海(1年)もメンバー外という状況で、大事な90分間を迎えていた。

 ここまで全試合にフル出場を続けてきた佐藤の不在を受け、前節はベンチスタートだった土橋は今季初めてスタートから左サイドバックを任されることに。横に並ぶ左センターバックにはDF元砂晏翔仁ウデンバ(1年)が先発に指名され、右サイドバックにFW長疾風(2年)、右センターバックにDF玉木亜門(3年)が並ぶ、いつもとは異なるディフェンスラインの構成でゲームの幕は上がる。

 前半からやや押し込まれる展開を強いられたものの、鹿島ユースは冷静に対応。いくつか危ないシーンは作られながら、シビアなゾーンでは自由を与えない。「左サイドバックはセンターバックと全然運動量が違うので、少し大変でしたけど、サイドハーフの(小笠原)聖真と協力して、上手く守ることができました。あとは1年のトニ(元砂晏翔仁ウデンバ)がセンターバックとしては初スタメンだったので、うまく亜門とサポートしてあげながら、トニも良いプレーをしてくれたので良かったと思います」(土橋)。試合はお互いにスコアを動かせないまま、終盤の時間帯へと突入していく。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください