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チームに満ち始めた圧倒的熱量で手繰り寄せたプレミア9連勝!神戸U-18は岡山U-18にウノゼロで競り勝って首位・大津との決戦に堂々と向かう!

ゲキサカ / 2024年10月20日 19時9分

ヴィッセル神戸U-18は怒涛の9連勝で次戦は首位・大津との直接対決に挑む

[10.19 プレミアリーグWEST第19節 神戸U-18 1-0 岡山U-18 いぶきの森球技場 Cグラウンド]

 満ちてきた。相手を飲み込むような圧倒的なパワーが。あふれてきた。自分たちで自分たちを突き動かしていくような圧倒的な熱量が。もう2位で終わるなんて結末はたくさんだ。今度こそ頂点へとたどり着く自信は、ある。必ず快走を続けてきた首位の背中を捉えてやる。

「一番は一体感ですね。結構おとなしい子が多いなと感じている中で、前節もピンチを凌いだシーンでみんなが熱い声を掛けたりとか、彼らの中でちょっとずつ“熱”を感じられるような部分が見られるようになってきていて、そういうところが成長しているなと思いますね」(ヴィッセル神戸U-18・安部雄大監督)

 19日、高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2024 WEST第19節で、ヴィッセル神戸U-18(兵庫)とファジアーノ岡山U-18(岡山)が激突した一戦は、終盤の後半37分に途中出場のFW渡辺隼斗(2年)が先制点を叩き出した神戸U-18がそのまま1-0で逃げ切って、リーグ戦9連勝を達成。26日に開催されるビッグマッチ、延期分の首位・大津高戦へ最高の状態で臨んでいく。


 試合序盤はホームチームの勢いが鋭い。前半4分には左サイドのポケットを取ったMF濱崎健斗(2年)のパスから、MF上野颯太(1年)が狙ったシュートは枠を越えるも好トライ。9分にも左サイドバックのDF寺岡佑真(2年)が中に付け、この日はウイングに入ったMF里見汰福(中学3年)がゴール左へ逸れるシュートまで。さらに10分にもフィードに抜け出したFW吉岡嵐(3年)がGKをかわして放ったシュートはクロスバーの上に外れたものの、「結構良い崩しでゴール前まで迫っていましたね」とトップ昇格が内定したDF山田海斗(3年)も話したように、ホームチームが先制点への意欲を連続アタックに滲ませる。

 だが、「前半は攻守でプランしていたこと通りにみんながやってくれました」と梁圭史監督も話した岡山U-18は右からMF向井涼太(1年)、DF千田遼(2年)、DF瓶井常葉(2年)、DF脇本祐希(2年)と下級生で組んだ4バックを中心に粘り強い守備から、FW石井秀幸(3年)が良い位置でボールを受けて時間を作り出したことで、少しずつ攻撃の芽が。22分にはFW作田航輝(2年)、石井と繋いで、南が惜しいシュートを放つと、37分には決定機。左サイドからカットインしながらMF磯本蒼羽(3年)が狙ったミドルはゴール右スミを襲い、ここは神戸U-18GK亀田大河(2年)のファインセーブに阻まれたが、あわやというシーンを創出する。

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