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土壇場で共有されたイメージは「紡がれてきた歴史とストーリー」。開志学園JSCは日本文理と繰り広げた超激闘を4-3で制して10大会ぶりの全国に王手!:新潟

ゲキサカ / 2024年11月3日 19時9分

 これで開志学園JSCは昨年度の高校選手権、今年度のインターハイに続いて、3大会続けての県ファイナル進出を決めたが、過去の2回はいずれも帝京長岡高に大敗。全国大会の出場権をもぎ取るまでには至らなかった。

「もちろん去年の悔しさはありますけど、今年は今年のチームで自分たちの力を決勝で出すために、ここから準備するということが一番かなと思います」と話した宮本監督は、続けて「明訓さんも素晴らしいチームですし、劇的な勝ち方をされて勢いもあると思うので、それにぶつかっていくしかないと思いますし、決勝も戦い方が変わることはまったくないと思います」と自分たちのスタイルを貫くことの重要性を強調する。

 両方のファイナルに出場していた阿部は、ようやくたどり着いた“最後の1試合”への強い想いを隠さない。「自分たちは2回も全国の切符を決勝に置き忘れているので、今年の選手権は忘れ物を取りに行くつもりで、ビッグスワンに行きたいと思います。早く試合をやりたいです」。

 機は熟した。11月10日。12時20分キックオフ。10大会ぶりとなる冬の全国への出場権を懸けた大一番。先輩たちが積み重ねてきた歴史に、新たなストーリーを自分たちで書き込むため、開志学園JSCの選手たちは決勝を戦うビッグスワンのピッチへ、堂々と足を踏み入れていく。



(取材・文 土屋雅史)
●第103回全国高校サッカー選手権特集

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