「折れない雑草魂」で手繰り寄せた意地の県28連覇!青森山田は八戸学院野辺地西に先制を許すも鮮やかな逆転勝利で全国連覇の挑戦権を獲得!:青森
ゲキサカ / 2024年11月5日 7時19分
[11.4 選手権青森県予選決勝 青森山田高 3-1 八戸学院野辺地西高 カクヒログループアスレチックスタジアム]
県28連覇が懸かっているとか、ディフェンディングチャンピオンとして冬の全国に帰らなくてはいけないとか、そんなことは関係ない。目の前のピッチを全力で駆け抜ける。目の前のボールを全力で追い掛ける。そして、目の前の勝利を全力で掴み取る。それがこのチームが積み上げてきた歴史の、伝統の、誇りのすべてだ。
「今年は選手権もプレミアも、あまりディフェンディングチャンピオンというのは口にしたことがないですね。それぐらい『オレらは雑草だぞ。下から這い上がっていこう』と、逆にチャンピオン感は出さずに来れていましたし、それが良い形でこういうみんなで頑張れるチームになったのかなという気がするので、純粋に今年のチームで日本一を獲ろうということをメインにやれているのかなと思います」(青森山田高・正木昌宣監督)
先制点を献上しても、焦らず、騒がず、貫禄の逆転勝ち!第103回全国高校サッカー選手権青森県予選決勝が4日、カクヒログループアスレチックスタジアムで行われ、前年度の全国王者・青森山田高と初の全国を狙う八戸学院野辺地西高が対戦。前半19分にFW成田涼雅(3年)のゴールで八戸学院野辺地西が先制したものの、FW石川大也(3年)、MF川口遼己(3年)、MF大沢悠真(3年)が相次いでゴールを挙げた青森山田が3-1で勝ち切り、28年連続30回目の全国大会出場を決めた。
8年連続で同一カードとなった青森ファイナルは、「前半から引かないで、前から行こうと話していました」と三上晃監督も語った、「8度目の正直」を期す八戸学院野辺地西が立ち上がりから攻勢に。力のあるFW堀田一希(3年)と成田の2トップが推進力を発揮すれば、ドイスボランチのMF阿部莞太(2年)とMF関下煌己(1年)もセカンドボールの回収に奔走。右のMF小笠原聖那(3年)、左のMF芋田脩南(3年)と両サイドのアタッカーも積極的に仕掛けることで、青森山田のラインを押し下げていく。
すると、19分に試合が動く。八戸学院野辺地西は関下のパスから、右サイドに開いた堀田がクロス。ファーで拾ったボールを芋田が左から上げ直すと、ゴール前に飛び込んだ成田のヘディングがゴールネットへ弾み込む。オレンジのスタンド、沸騰。八戸学院野辺地西が先制点を奪ってみせる。
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