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鹿児島城西の“終わりなき旅”は続く!宿敵・神村学園の連覇を7で止め、涙の8年ぶりV!:鹿児島

ゲキサカ / 2024年11月18日 12時22分

「色んな先生にサッカー教えてもらったんで、ほんとサッカー教えてもらって、遠征もさせてもらったし、それを諦めないでやったのが良かった」と新田監督。神村学園の背中を追い、県1部リーグからプリンスリーグ九州1部、プレミアリーグ昇格を果たして今年は相手のAチームと同じリーグで戦う機会を得た。

「最初は(ロングボールで)もうひっくり返してるだけで、それに対してプレッシングどう掛けるかだけど、そればっかりじゃなくてちょっと精度を上げて、今日はカウンターも良かったし、繋ぎも少しはできるようになってきてるし、(プリンスリーグやプレミアリーグで強豪と対戦する中でできることが)増えてきた」と頷く。そのベースは堅守。「神村のこの強烈なスタイルと違うのかがないとやっぱ生き残っていけないし、そこをずっと考えて、そのディフェンスのところでやっぱ違いが出せればなと思って7年間やってきました」。主力が全て卒業して迎えた今年は特に苦しい1年に。それでも、選手たちの意見を受け入れながらチーム力を高めてきた。藤吉は自分たちの力だけで勝ち取った優勝ではないという。

「今日勝てたのは別に今日出たメンバーが戦ったからではなくて。今までずっと先輩方が大切にしてくれた、ピッチ外の行動だったり、ピッチ内の戦い方だったりで。去年の先輩がしっかりとプレミアリーグに上げてくれて、神村学園さんと同じステージに立って1年間経験できたのが今日の勝ちに繋がったと思うんで、まずは感謝の気持ちを持っていきたいです」。先輩たち同様、日本一愛されるチームを目指して掃除や挨拶活動を継続しながら、トレーニングで努力。そして、壁を超えた主将は、「もう、今は何でもできる気がしますね」と微笑んだ。

 新田監督は「今日、ゲーム前は『終わりなき旅』を大熱唱して出てきました。『今日、トビラ開けるぞ!』って。ミスチル(ミスターチルドレン)の。いつも練習でもして。これ、今年のテーマソングなんです」という。同曲の「閉ざされたドアの向こうに新しい何かが待ってるはずだから……」のフレーズなどを全員で大熱唱し、トビラを開けて8年ぶりV。鹿児島城西の「終わりなき旅」が選手権でも続く。
8年ぶりの選手権。目標は日本一だ
(取材・文 吉田太郎)

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