掲げ続ける伝統の「一致団結」が引き寄せた8年ぶりの全国切符!正智深谷は浦和学院にウノゼロで競り勝って堂々の埼玉制覇!
ゲキサカ / 2024年11月19日 8時0分
[11.17 選手権埼玉県予選決勝 正智深谷高 1-0 浦和学院高 埼スタ]
みんなで走って、みんなで攻めて、みんなで守る。チャレンジャー精神を忘れず、受けて立つようなこともなく、真摯に目の前のボールを追い掛ける。埼スタの綺麗な芝生の上でも、彼らが掲げ続けている『一致団結』のマインドは、赤と緑に染まったスタンドも巻き込んで存分に発揮されていた。
「監督は『一致団結』というところをずっと言っているんですけど、試合中もみんなで声を掛け合うことで、ボールを追う姿勢も出てきますし、ベンチからも声が聞こえてくることで、試合に入り込んでいても緊張がほぐれる感じもありますし、やっぱりみんなが一致団結しているからこそ、今日の試合も勝てたのかなと思います」(正智深谷高・吉田匠吾)
4試合連続の1点差勝利で堂々の埼玉制覇!第103回全国高校サッカー選手権埼玉県予選決勝が17日、埼玉スタジアム2002で行われ、8年ぶりの全国を目指す正智深谷高と初の全国出場に挑む浦和学院高が激突した一戦は、前半18分にDF佐藤飛友(3年)が挙げた先制点を守り切り、正智深谷が1-0で勝利。4回目の全国出場を決めている。
お互いがファーストチャンスに滲ませた勝利への意欲。前半開始40秒は正智深谷。MF近藤七音(3年)のパスを受けたFW中島亜漣(3年)が狙ったミドルは、枠の左へ外れたものの好トライ。3分は浦和学院。左からMF坂間真翔(3年)が蹴り込んだCKから、こぼれをDF秋澤聖(3年)が叩いたシュートはDFにブロックされるも、セットプレーから好機を創出する。
3バックのDF御武内龍吾(3年)、DF上村龍生(3年)、秋澤とGK岡本悠汰(3年)に加え、ドイスボランチのMF二階堂拓人(3年)とMF平瀬優真(3年)のどちらかが低い位置まで下りて、丁寧なビルドアップを続ける浦和学院は15分にチャンス。左サイドでボールを持ったFW佐藤大心(3年)のスルーパスにFW橋本秀太(3年)が走り込むも、ここは飛び出した正智深谷GK森穂貴(3年)が果敢にキャッチ。先制には至らない。
一方の正智深谷は17分に決定機。MF赤川空音(3年)を起点に近藤が左へラストパス。MF小西聖七(3年)のシュートは岡本のファインセーブに阻まれたものの、その一連で獲得した左CK。レフティのDF鹿倉颯太(3年)が鋭いボールを蹴り入れると、こぼれに反応した佐藤飛友のシュートはDFに当たりながらもゴールネットへ到達する。「自分は点を獲る選手ではないので、何をしようか考えていなかったんですけど、とりあえず応援してくれた応援団の方に行きました」と笑ったセンターバックの先制弾。前半はそのまま正智深谷が1点をリードして、ハーフタイムへ折り返す。
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