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柏U-18は戴冠に一歩届かず。川崎F U-18はホームラストゲームを彩る意地の白星でいつものグラウンドに「勝利のバラバラ」を響かせる有終の美!

ゲキサカ / 2024年12月9日 18時43分

川崎フロンターレU-18はホームラストゲームの勝利で有終の美を飾る!

[12.8 プレミアリーグEAST第22節 川崎F U-18 1-0 柏U-18 Ankerフロンタウン生田 Ankerフィールド]

 正真正銘の今シーズンラストゲーム。いつもみんなでトレーニングを積み重ねてきた、この思い出深いグラウンドで、相手の優勝を見せ付けられるわけにはいかない。この仲間と、このスタッフと、このサポーターと共有する水色の歓喜を瞼へ焼き付けるために、彼らは最後の90分間を全力で戦い抜いたのだ。

「今年はチームの絆がメチャクチャ深いですし、この最高のメンバーと一緒にできる最後の1試合だったので、もちろん勝つこともそうですけど、楽しんで、噛み締めながら、悔いのないようにやったのが今日の試合でした」(川崎フロンターレU-18・土屋櫂大)

 今季最後のホームゲームで、相手の戴冠を阻止する意地のウノゼロ勝利!8日、高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2024 EAST第22節で、5位の川崎フロンターレU-18(神奈川)と優勝が懸かる首位の柏レイソルU-18(千葉)が激突した一戦は、前半38分にFW恩田裕太郎(2年)が叩き出したゴールで、川崎F U-18が1-0で勝利。3連勝で今シーズンを締めくくっている。一方の柏U-18は優勝に一歩届かず、3位フィニッシュとなった。


 勝ち点で並ぶ横浜FCユースと鹿島アントラーズユースを得失点差で上回り、前節終了時点で首位に立った柏U-18。「やっぱり優勝争いというところで、なかなか経験できないチャンスですし、チーム全体が緊張していたかなと思います」とキャプテンを務めるGK栗栖汰志(3年)が振り返ったように、追われる立場となったアウェイチームは序盤から明らかに動きが硬く、普段は見られないようなイージーミスを連発。チームの特徴でもある積極的なチャレンジも鳴りを潜める。

 一方の川崎F U-18はボールこそ動かされながら、右からDF柴田翔太郎(3年)、DF林駿佑(2年)、キャプテンのDF土屋櫂大(3年)、DF関德晴(2年)が並んだ4バックは、縦に入ってきたボールやサイドからの仕掛けにも完璧に対応。チームを率いる長橋康弘監督も「『なんだ、今日は?』っていうぐらいの出来で、いつも最後の試合みたいにやっていればと思いながら(笑)、最終ラインは凄かったと思います」と笑いながら認めるパフォーマンスで、相手にシュートも打たせない。

 双方がチャンスを作り切れない中で、この試合最初の決定機を生かしたのはホームチーム。前半37分。MF児玉昌太郎(3年)のクロスを右サイドで拾った柴田は、「かなり相手が縦を切ってくれたので、左足に切り替えて自信を持って蹴れました」というピンポイントの軌道を中央へ。ニアに潜った恩田のヘディングは右スミのゴールネットへ吸い込まれる。「決めてくれて感謝しかないです」という3年生サイドバックのアシストから、2年生ストライカーが大仕事。川崎F U-18が1点をリードして、最初の45分間は終了した。

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