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1年前の悔しさ、「平さんを笑顔で...」がエネルギーに。浦和ユースがタフな戦いをPK戦の末に制し、プレミア昇格!

ゲキサカ / 2024年12月13日 23時24分

 平川監督は現役時代、2002年のナビスコカップ(現ルヴァンカップ)決勝で鹿島に0-1で敗戦。だが、その1年後に4-0で鹿島にリベンジし、浦和に悲願の初タイトルをもたらしている。「去年、僕もコーチとしてこのピッチで負けた悔しさがありましたし。で、選手たちの泣いた顔を見ていますから。去年の悔しさを彼らと一緒に味わって(1年後に目標を達成)できたっていうところで言えば、現役の時と同じスタートだなと思っています。(ナビスコカップの)そういった思い出もあったから、(1年前の敗戦から)今回倒せたら指導者としてもいいスタート切れるなと思ってたんで。なかなか理想の結果にならないのが普通なのに。もう感謝しかないですね」と選手たちに感謝していた。
浦和は平川忠亮監督を「笑顔で送り出したい」という思いもエネルギーに1年前の涙を笑顔に変えた
 指揮官は最後のロッカールームで思い入れのある選手たちにメッセージ。「『満足しないでくれ』っていう話をしました。この先、大学行く選手とか上がる選手がいて、1、2年生はプレミアへ行く。で、京都の選手たちがあんだけ大泣きして。去年、自分たちは大泣きした悔しさがあったからここまで成長できたけど、ここから先、このプレミアに行けたことで満足してたらおそらく京都の選手たちには越されるよ、っていう話をしました。これで終わりじゃないし、ここから逆に難しいよっていう。楽しかった、嬉しかったで終わった後にどれぐらい努力できるのか。悔しさを味わった奴らより本当に努力できるかって難しいと思うんですよ。その辺もね、本当にやってくれということは伝えました」。悔しさをバネに1年間努力してきたように、浦和ユースは勝ってまた努力。そして、3年生は次のステージで、1、2年生は来年のプレミアリーグで輝く。
平川忠亮監督のメッセージを受けた選手たちは、満足せずに努力を重ねて次のステージで輝く
(取材・文 吉田太郎)

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